そう、ただ跳ぶだけです
跳ぶとはどういうことか?ジャンプです。足で跳ぶんです。
地面をけ跳ばしてジャンプ
楽しいのかって?最初は分からないけど、だんだんよくなります。
オラ、たのしくなってきたぞ!
あははははははは。
ピョーン、ピョーンつって。
ウォーミングアップがすんだら大ジャンプ。
空にまいあがれ!
あはははははははははは!(ライターのおしごと)
どかーん!
一休み。
視界が白くなってくる。
ふっかつ。(できた?)
じゃーんぷ!
夢の中みたいに笑いながらトブ
ばんざーい!ばんざーい!なんかしらんけど、ばんざーい!!
噴水の温度を上げる勢い。
進むともっと楽しい
跳びながら前に進むともっとたのしいです。
こんなふう。
加速度が脳に快感を与える仕組みになってます。
迫りくるジャンプおじさん。
はしゃぎすぎてる夏の子供おじさん。
撮影していた妻には「怖いからやめろ」と言われました。遺憾だわ。
人間は脳内麻薬駆動生物なんじゃないか説
脳科学は詳しくないんですが、人間の脳ってけっこう簡単に脳内麻薬を出すんじゃないかと思ってるんですよね。
食欲や性欲みたいな分かりやすい気持ちよさだけじゃなくて、歩くだけとかしゃべるだけとか、そういう簡単な事でもおクスリが処方されて人間を動かしてるんじゃないかと。
人類拡散の原動力を、跳ぶことで実感する。跳ぶとトブクスリが出ちゃうシステム。
筋肉を動かしたり三半規管に刺激があるだけで『快』を感じて楽しくなってしまい、また動きたくなってしまう。それこそ人類が地球全体に広まった原動力なのではなかろうか?
であるなら、『跳ぶ』という行為で楽しくなってしまうのも道理だろう。知らんけど。
振り回すと更にいい
ただ跳ぶだけじゃなくて、なにかを振り回すともっといい、と妻が教えてくれました。なんだろう、この人。
ロープを手に持つ。周りの物や人に注意しましょう。
手に持ったロープを振り回すと、腕に遠心力が伝わってきます。
なるほど、遠心力に対応して筋肉が動くのが気持ちいい。
ロープは長すぎると危ないし振り回しにくいので、適当な長さに束ねたほうがいいです。
手に持ったロープを振り回しながら跳ぶ。
いい、たしかに、これはいい。
なんだ、これは。この楽しさはそうだ、縄跳びだ。
ロープを振り回しながら跳ぶと、感覚としては縄跳びになるけど、足に縄が引っかからないのが楽。
縄跳びのきもちいいとこだけ取り出した感じ。
人間ってやっぱ超単純な生き物なのでは。
体力が続く限り無限に跳べる(それは有限)。
運動には上手い下手とかタイムとか優劣が付きまといがちだけど、たんに跳ぶだけならそんなものはない。高ければいいってものではないし、回数や滞空時間も関係ない。
誰もいない公園で、ジャーンプ!
跳ぶのは楽しい、それでいい。跳んでみろ、トブぞ 。
(※建物の中では振動や音に注意しましょう)
うちの手乗りタイガー(じゃんけん氏)も野良猫時代よく跳んでた。
跳んでるときもいいけど、跳んだあとが楽しい
跳んでいるときに感じる加速度や落下感、振り回したロープの反動も気持ちいいのだけど、それよりもっといいのは、跳んだ後だ。
体を動かした興奮はしばらく続くっぽくて、ただ跳んで、その様子を撮ってもらっただけなのにテンションがあがって妻とゲラゲラ笑った。飲み会とか会議とか、そういうものの前にはみんなで跳ぶと会話や意見が活発になる気がします。
やっぱり人間は、単に体を動かすだけで楽しくなってしまう生き物で、だから世界中に広がったし、色々な遊びを作ってしまうのだろう。
そういう風に、できている。