静岡の天神屋のおでんをほぼ全種類食べる

選手紹介　つづき 

黒い魚と白い魚の共演。「いわしくん」はイワシ丸ごとにイカ墨が入っているそうだ。白はんぺんは静岡ということで桜えびが入っている。桜えびの風味が素晴らしい。2つとも静岡おでんの出汁に馴染んでいる。

鶏皮は焼き鳥では普通だけれど、おでんに入っていることは珍しく思う。そして気がついた。めちゃくちゃ美味しいではないかと。皮が出汁を吸っているためか、柔らかくてプリプリ、プルプル。どこのお店もぜひ鶏皮をおでんに入れて欲しい。

「富士の白雪」は天神屋オリジナルのもの。餅のような食感の皮の中にお肉のツミレみたいなものが入っている。皮がやはり出汁を搾りたくなるほど含んでいて美味しい。美味しいとしか感想が出てこない。

フワ串についても書かせてください。美味しんです。全部美味しいけれど、フワ串もはやり美味しんです。フワは牛の肺のこと。臭みはなく、出汁との相性がよく、噛みごたえはあるけれど、硬いわけではない。これさらに買って食べた。

これで今回買ったほぼ全種類ということになる。買って気がついたけれど、25種類以上あった。時期によって増減があるのかもしれない。また「バタ練り生芋こんにゃく」というのも取り扱いがあったようだけれど、買うのを忘れていた。今度行った時は絶対に買おう。

色が濃いこと、種類が多いことで、探し出すのが大変だから、今回のような取りこぼしが発生する。ただ探すのもまた楽しい。もうエンターテイメントなのだ。しかも、もれなく全部美味しい。例外なく全部美味しい。幸せとはこのことだと思う。

値段がバグっている！

各地にご当地のおでんがあるけれど、居酒屋などでしか食べる機会がないことが多い。しかし、私はお酒を飲まないので、あまり居酒屋に行かない。天神屋のようなところで食べられるのが本当に嬉しい。あと何より美味しいから。

20本以上買ったのでタッパーを貰えたわけで、本当は持ち帰る予定だった。全部は食べることはできないと思ったのだ。ただ美味しくて、やっぱり美味しくて、全部食べてしまった。ボリュームがないわけではない。美味しさがそうさせたのだ。

ちなみに天神屋、値段がいい意味でバグっていまして、とんかつ定食ってのがあるのだけれど、590円なのだ。税込で649円。薄い肉なのかな、と思うけれど、全然そんなことはなくて、しかも柔らかくて美味しい。天神屋、大好きだ。

幸せは天神屋にあり！

以前からやってみたかった、天神屋のしぞーかおでん全種類食べるをほぼ達成した。店舗によってないメニューもあるようなので、私が行く店舗では数種類は見つけることができなかった。いつか別の店舗にも行ってみようと思う。おでんに限らず、どの商品も美味しいから、静岡に行く楽しみの一つが天神屋なのだ。

 

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