タクシー、乗りに来ました
やってきたのは東京駅だ。

さすが東京の玄関口である。
ロータリーには次々タクシーが吸い込まれていくし、タクシー乗り場ではたくさんのタクシーが待機している。

だが、タクシー乗り場からは乗らないことにした。
今回は「走っているタクシーを呼び止めて乗る」がやりたい。普段からタクシーに乗ってる人っぽくないですか。





乗ったら挨拶する、シートベルトを締める、行き先をはっきり伝える。全部OKだ。
行き先は東京タワーにした。
これ、かなり悩んだ結果の行き先である。
「電車で行った方が早いんじゃない?」とか「もっとわかりやすい行き先にしてよ……」と運転手に思われたくない、その一心で真剣に考えた結果、電車よりもタクシーの方が早くわかりやすい行き先として浮上したのが東京タワーだった。
別にどんな行き先でも運転手さんは何も思わないだろうから、いらぬ心配である。
それにしてもJPNタクシーはひろびろとしていて快適だ。

天井が高いのも圧迫感がなくていい。
この広さ、圧迫感のなさは昔ながらのセダンタイプと大きく違うところだろう。

そしてなにより興奮したのが助手席背面のディスプレイである。
アンケートではすぐにオフにするという意見が見られたが、個人的には現代のタクシーの象徴のように感じていてぜひ見たかったものだ。

Sky株式会社のCMファンとしては最高のシチュエーションだった。
おれもいつか空を見上げて「まだ見ぬテクノロジーの空へ……」って言いたい。藤原竜也になりたい。
閑話休題。タクシーの話でした。



ひとりでタクシーに乗る、を真正面から経験出来てうれしい。
いつの間にか38歳になってしまったが、この歳でも日常の中でまだ新しい経験を積めることが残っていたことにうれしくなってしまうね。

次はさらなるタクシー体験、「アプリでタクシーを呼ぶ」をやるぞ。