タマのLINE絵文字の電話はダイヤル式
古賀:
やっぱり「うちのタマ知りませんか?」は強いですね。橋田さんみたいにぶわーっと懐かしさがこみあげる読者の方が多いみたい。
橋田:
親しみがあるよね。
古賀:
そうそう。根源的な親しみなんだよね。
前回の「大事なお知らせ:タマ&フレンズの世田谷線ラッピング電車がかわいいです」より
古賀:
ラッピング電車のタマのデザインがすごくかわいいですね、ということを運営元のソニー・クリエイティブプロダクツの方とお話していたときに、ひとつ重要な情報を聞きつけてましてね。
橋田:
何!?
古賀:
あの、タマの顔が半分のぞいているのと似たデザインを、LINE絵文字でも公開しているって。
このデザイン
こちらなんですがね……
ほら!
橋田:
わ、本当だ。
古賀:
この絵文字、全体的に絵柄がちゃんとちょっと懐かしいよね。
橋田:
あのホワっとした感じのタッチがちゃんと受け継がれてますよね。このタイプの電話も今は無いものね。
細かい意匠がちゃんと懐かしい
古賀:
若いファンも多いはずなんですよ。なのにクリエイティブがブレないですよね。
橋田:
うちいま子どもが小学3年生で、YouTubeに短いアニメのシリーズががあって観てました。
3丁目の町内が舞台だから、お風呂屋さんがあって、お豆腐屋さんがあって、懐かしい感じが自然なんだよね。小3も普通に観てる。
古賀:
あっ、これは2016年版アニメだ。YouTubeで公式に上がってたのか……。橋田さんにどんどん差をつけられる!
世田谷線散策きっぷが売り切れて「コボちゃん」スクラップ帳のことを思い出した
古賀:
そうだ、世田谷線とタマのコラボ、ラッピング電車だけじゃなくってオリジナルの世田谷線散策きっぷがあったんです。
世田谷線の1日乗り放題の切符にタマの絵柄が入るやつで、「3/18~8/31販売 ※予定枚数に達し次第終了」ってことだったから、「へー」と思ってのんびり構えてたら3/21には売り切れてしまったそうで……。
橋田:
そうそう!すごいはやさで売切れちゃったんですよね。私もうっかりしてた。
古賀:
せっかくだから、せめて写真を見ておこうかと……。
弊社の者が発売翌日にゲットしておりさすがであった
おかえりタマ……(涙)!!!
橋田:
売り切れたと聞くと、欲しいと思った自分が間違ってなかった! と救われますね。
古賀:
ははは! ほんとに!
これさ、切符に絵がついてるだけなのにめちゃくちゃに興奮するし尊いですよね。なぜなんだ。
橋田:
ね! ラッピング電車見たら絶対欲しいと思いましたよ。
世田谷線とタマのコラボではじめて鉄道車両を熱心に撮影したという橋田さんである
古賀:
切符のこと考えててちょっと思い出したんですよね。
父がジャイアンツのファンで子どものころ家が読売新聞を取ってて。朝刊のマンガが当時から植田まさし先生の「コボちゃん」だったんだけど、小学1、2年生くらいのころ、わたし毎日切ってノートにスクラップする謎の行動をやってたんです。
でね、そのスクラップ用のノートはタマのじゃなきゃいけないことにしてたのよ。
橋田:
あはは、謎の子どもルール、かわいくていいですね。ほほえましい。
古賀:
切符とはちょっと話の種類は違うんだけど、なんかリンクするというか。
橋田:
わかるわかる。紙に絵柄が刷ってあるってことは本当に大事なことなんですよ。
古賀:
そう! それが言いたかった!
きっぷも尊いが、ARもまた尊いものである
古賀:
あっ! そうだ、橋田さん、4/25からはじまってる、駅のパネルって見た?
橋田:
実はまだ見てないんです! ラッピング電車でいったん大満足してしまい。
山下駅でのパネル設置時の写真を入手した……!
接着前に接着面をきれいにする作業、家でもやるが駅でも同じなんですな
よいしょっと
わーい! このように!
古賀:
これさ、ただのパネルじゃないんですよ。ARが出るやつなんですよ。QRコードを読み込むとカメラに絵が出る。
世田谷駅はヨコに長いパターン。QRコードが表示されていますね
橋田:
イラストがカメラに出てくるやつだ。
古賀:
そうなのこんな感じでね……。これ、駅ごとにイラスト違いますからね……。
あえて線路を撮りました
橋田:
え~~っ。設置全駅に行かないといけない。さすが40周年は大忙しだな……。
古賀:
大忙しといえばタマはいま都内でタクシーも走ってるらしいので見つけたら超ラッキーですからね……。
橋田:
電車だけじゃなくて車も……。たいへんだ……。
古賀:
40周年で他にもいろいろあるからね……気を確かにすごしていきましょう!
40年キャラクターが生き続けてくれてありがとう
古賀:
オリジナルの切符のうれしさって、それこそちょっと懐かしいタイプの喜びですよね。
橋田:
切符ってもうあまり買わないですもんね。ICカードとかスマホで改札通るから。
古賀:
そうそう。そういうレガシーな喜びがあって、いっぽうスマホのカメラにイラストが現れるみたいな、かつてはなかった興奮もある。でもそこにいるのは変わらないタマや仲間たちっていうのが熱いよね。
橋田:
タマたちが私たちの未来についてきてくれたんだ。
古賀:
そうそう。40年キャラクターが生き続けてくれるってことが尊いなと今回身にしみて思いました……!
世田谷線とタマ&フレンズのコラボは8/31(木)まで。
あらためまして、詳しくはこちらをどうぞ
