特集 2023年6月16日

高千穂、王道の観光をする

高千穂あまてらす鉄道

最後は観光鉄道である。廃線になった線路を利用して高千穂鉄橋までの往復運転をしている。トロッコ列車なので屋根も壁もない。
どう考えても面白そうじゃん。

グラビアアイドルみたいな写真を撮っちゃう(立ち入りOKの場所です)

しかし窪田さんは照れくさそうだった。

住んでいるといつもの景色だし、何度も案内したので分からないという。実際、彼は友人を案内したとき、鉄道ではなく押しボタンが楽しいという記事を書いていた(そこかよ!)。

しかも、鉄橋の上でシャボン玉を飛ばすのが照れくさいらしい。

演出しすぎ、ということだろうか。乗って鉄橋の上に差し掛かると…… 

ヒュー!シャボン玉もいい!

 案内にいちいち驚いたり「満足しましたか?」のアナウンスに素直に「はーい」と答えている。

鉄橋からのシャボン玉はあったほうがいい。ゆっくりと落ちてゆくさまを見ているとその高さが実感できる。
昔ダム上からカメラのレンズキャップを落とした人がいて、その落ちていくさまを見て高さを実感したが、それと同じ効果がある。

緑の部分がすべて生命

都心の樹々よりも緑が濃くて力強い。窪田さんは慣れてるのでスマホを見ててまるで通勤電車だ。

だが僕は観光客なのでかつての高千穂鉄道の封筒だって買っちゃう
自動販売機に見たことないジュースがあってしかもそれがキンキンに冷えてて爆笑
展示車両のワイパーのカバーが手袋だったので寄りと引きで2枚撮る
寄り

高千穂鉄道の復旧には2億かかるらしいが、そんなのイーロン・マスクが出せばいいということで意見が一致した。


いい景色すぎて紹介しにくいね

たしかにいい景色だった。マジ絶景だ。だが、良すぎてどう紹介していいのか分からなくなるところもあった(だから最後の手袋みたいなことを書いてしまう)。

そこが今後の課題である。

とか言いつつ、この1週間後に窪田さんが東京に現れたとき、僕はまっさきに建物が傾いているラーメン屋を案内してしまった。

雄大な景色の中のジョイフル(ファミレス)
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