当たり前にうまい「マヨネーズ・タルタルソース」
パリ:
あ〜、これは間違いない。つーか、野菜にマヨネーズつけて食べてるだけですからね。当たり前かもしれない。
ナオ:
ははは。そうですよね。うん。うまい。
パリ:
マヨネーズってちょっとこってりしたイメージだけど、生春巻きと合わせると、思ったよりさっぱりしてますね。
ナオ:
そうですね。なんならもうちょっと要素が欲しくなるぐらいですよ。
パリ:
タルタルソースのほうがより合うのかも。試してみていいでしょうか。
ナオ:
あれ? タルタルソースって事前のリストにありましたっけ? 私のほうにないです。
パリ:
……しまった、候補にはあったけどなくなったんでしたね。間違えて用意してしまいました。
ナオ:
はは。もうせっかくなんで食べてみてください!
パリ:
あ、うん! うまいうまい! これは! よく考えたら、海老とタルタルソースだもんなぁ。間違いない。
ナオ:
いいなー。あ、マヨネーズにホットチリソースをちょっと混ぜたら生春巻きとめちゃくちゃ合いますよ! ちょっと試してみてください。マヨチリソース。
パリ:
あ、ほんと。マヨチリいいですね。
ナオ:
マヨチリでシュウマイとか餃子とかを食べてみる……。
パリ:
もう生春巻き関係ない企画。
ナオ:
はは。それはそれで今度やりましょう。マヨチリの可能性を追求するという。
生春巻きではなくサラダだと感じてしまう「ドレッシング」
パリ:
じゃあ、次は、ドレッシングどうでしょうか。ここは各自好きなものということで、僕は家にあったキューピーの「ペイザンヌサラダドレッシング」というのを用意してあるんですけど。
ナオ:
こちらも家でふだん使うドレッシングが手元にあります。なぜかいつからか、叙々苑のドレッシングが定番になっていて。叙々苑なんて行けたことないんですけど。
パリ:
うまいですよね! 叙々苑のドレッシング。
ナオ:
ドレッシングってまさに生野菜に合うものなわけですからね。うん。うまい。美味しい。でもさ、生春巻きを食べたぞー! っていう気持ちにはちょっとならないですね。サラダに感じてしまうというか。
パリ:
あー、そうすね。ちょっとモチモチのなんかに包まれたサラダっていう。
ナオ:
いつも食べてるドレッシングだからなんでしょうけど、ふだん家でレタスとかトマトを食べている気分に引っぱられてしまう。
パリ:
たださ、ドレッシングっていうくくりが広すぎるから、絶対に生春巻きに超〜合うドレッシングもあるでしょう。
ナオ:
確かに。その検証も必要だ。
高級感が増し一品料理になる「甜面醤」
パリ:
次、甜面醤いってみませんか? 北京ダック風になるんじゃないかと思って、ちょっと期待してるんですよね。あ、これ、見た目は北京ダックですよ完全に!
ナオ:
今回、甜面醬を初めて買ったんですけど、いつも家にあります?
パリ:
いや、ないですね〜。たまに買って余らせてしまう調味料代表。
ナオ:
回鍋肉に使いなさいと書いてある。ちょっと甘いみそみたいなものですよね。
パリ:
食べてみます。あ、これはうまい! 新しい料理になってる気がする!
ナオ:
うん。あ! これは、今までで一番いい気がする。
パリ:
ぐっと高級感が増す感じというか。
ナオ:
そうそう。さっきまで、生野菜を食べてるだけっていう感じがうっすらあったけど、それが補強されて一品料理になったような感じ。しかもチリソースとは方向性が違うし。
パリ:
甜面醬、いいすね! 調味料じゃなく、そのままつけだれとして使うの。
ナオ:
甜面醬がいいっていうことは、辛みそもいいんじゃないですか?