今週はセレブ感あるこちらからスタートです。
シャネルでピアスを買いました。
人生で初めてシャネルに入店。
店員さんが予想以上に気さくで驚きつつ、希望に見合うピアスをたくさん見せてもらい、無事に決めることができました。
(店員さんに「ファーストシャネルですね〜!」て言われた。ファーストシャネルって言うんだ…)
会計を待っていると、店員さんが「よかったらこちらどうぞ」と、目の前に置いてくれました。
紙パックのミネラルウォーター。
水が紙パックに入ってるのも初めて見たので
これがシャネル…!!
と面食らいました。
慌てて飲んでいると「全部飲み干さなくても大丈夫ですよ〜」と言われたので、ありがたく持ち帰りました。
せっかくなので洗って取っておきたいと思います。(味は水でした)
貧乏性なのでこの水、メルカリで売れるかも!?と思いました。
あと、リボンが見たことない形をしています。
湯島を歩いてたらみつばちという甘味処があった。有名な店だけど、ここが本店だったのか。
ショーウインドウを見ると小倉アイスなどと豆かんなどと並んで「サハラ」という商品がある。
サハラ?
サハラとはきなこがかかったあんみつだった。
きなこを砂漠の景色と掛けているのだろう。
「サハラ」がアラビア語で「砂漠」の意味なので、掛けているにしても堂々とした名前である。
右のそば湯のような容器には黒蜜が入っている。容器たっぷりに黒蜜。ずしりと重く砂漠の比喩も忘れる。
アイスがしゃりっとして甘く、驚くほど美味しい。寒天も一点の濁りもなく澄んでいるし、あんこもしゃしゃり出ることなく甘い。
フランス人ならパフェって名付けるぐらいパーフェクトだった。
池波正太郎のような短い記事を書いてしまいました。こういう名店が美味しいっていまさら僕が言う必要もないのですが、言わずにはいられませんでした。
近所のパーキングの「空」の電球が微妙に切れていて、「ハエ」になっています。
よく見たら左上に点が残っているので、それがハエだな、と思って通るたびちゃんといるか確認してしまいます。
このハエは儚い命だろうと思ってましたが、意外としぶとく、1年ぐらいずっとこの状態です。
帰り道ということもあり、ほぼ毎日見ていますが、「あぁ、今日もちゃんとハエがいる」と思うと、うっすらと謎の安堵感を覚えるようになりました。
ハエの姿を見つけると、1人で帰る夜道が少しだけ孤独じゃなくなります。
空がハエになってるだけじゃなくて、ハエがいます。そしてそれを見て安心するようになっている。
重層的に違和感が詰まっているマトリョーシカのような超短い記事を堪能しました。
自炊の時、缶入りのカレー粉があると簡単にうまい料理ができて便利だ。しかしスーパーで売っている缶だとすぐ使い切ってしまう。そこで思い切って400g入りの大容量タイプを購入した。
右はサイズ比較用の350ml缶だが、驚くべきことにこれより大きい。左はスーパーで買った同商品の一般的なサイズ(37g)。容量にして10倍以上の差がある。デザインが共通なだけに、こうして並ぶと不思議とかわいらしく感じられる。
裏面のレシピがまた豪快で最高なのだ。
肉2000g、玉ねぎ10個、水4600ml、と一般的なレシピではまず見ない桁の数字が並ぶ。完全にプロユースだ。どんな鍋で調理するのだろう。
値段も全然手が届くし、むしろ小さい缶を繰り返し買うより安いはず。好きなだけカレー粉が使える生活、おすすめです。
カレー50皿分って野営とかボーイスカウトみたいなものですかね。
量の多いレシピを見るだけで頬が緩んでくる、と言うのは発見でした。
投稿者のスーさんからコメントいただいてます。
「Amazonで発見、購入履歴を見たら2022年1月でした。1年と3ヶ月をかけてこの度使い切ったので記念に投稿。ちなみにまたすぐ発注しました。もうこいつの無い生活は考えられない。」
確かにAmazonにありました!
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JR千葉駅で電車に乗ろうとしたとき、ホームの模様がキリンに似てるなと思った。
その時はまだ自信がなかったが、後日動物園で撮った写真とくらべてみると、
ランダムな多角形がならぶ感じがそっくりだった。遠いアフリカのサバンナと、日本の千葉駅が今交差した。
この模様は、キリンがサバンナで姿をカモフラージュするのに適したものなのだそう。
でも実は、いちばん身を隠しやすいのは千葉駅のホームなのかもしれない。
キリンたちに教えてあげよう。
キリンたちよ、身を隠すなら千葉駅!
という高瀬さんからの貴重な情報です。さすがデイリーのレギュラーライター、超短い記事にもウイットを突っ込んできます。
キリンの模様についてはこちらの記事が参考になります。
スーパーでチルド麺が並んでいるコーナーに、カップそばに入っている天ぷら「だけ」が売っていた。
1つのカップそばに対して必ず1つというルールを壊して、1人何個でも天ぷらを食べることができて嬉しい。
チルド麺コーナーにあるということは、湯がいたそばの付け合わせ用だと思うのだが、そばに入れるではもったいなかったので、天丼にしてみた。
普通の天丼では決して味わえないサクサクを超えたザックザク食感がたのしい。
味も油っこくてうまいし、ちゃんとエビの風味は感じる。
翌日は十中八九胃がもたれるが、うまいのだからしょうがない。
これを書いている今も、もう食べたい気持ちになっている。
短い記事っぽくない能動的な態度ですが、短いので採用しました。おもしろいし。
投稿者の庭氏さんいわく「このあと普通にてんやの天丼を食べましたが、エビ天はプリプリのほうがうまいなという気持ちになりました。 」だそうです。
そういう、実は普通のほうがいいという感想はデイリーの記事あるあるです。秘密にしよう。
別府の血の池地獄に行ってきた。
その名の通り赤色の池があることで有名な観光名所だが、この池は人工的に着色してあるわけではない。
自然に化学反応を起こした酸化鉄や酸化マグネシウムを含む赤色の泥が底に堆積していて透明の湯が赤く見えるのだという。有名な観光地ってすごいしおもしろい。
そして血の池地獄ではオリジナルの軟膏が限定販売されている。実際に池の底に沈殿している泥が練り込まれた代物である。
地獄で軟膏を売っているのが面白くてついつい買った。地獄のアイテムは針山や金棒など硬さを誇るものばかりなのに、よりにもよって軟膏だ。ニュルニュルしてるうえに水虫に効いてしまう。
まだ試していないので効能のほどは分からないが、匂いはバーベキュー後のくすぶった炭のようで好みである。ずっと嗅いでいたい。
地獄や血ノ池って思いのほか親切ですよね。水虫に効く。 やっぱりいいやつなのかもしれません、鬼。
毎年、4月中旬になるとスカイツリーが鯉のぼりだらけになる。
そのなかに見慣れない鯉、ではなくてチンアナゴがいるのだ。かわいい。ちなみに、オレンジの方はニシキアナゴ。
約1,500匹の鯉のぼりが見られる「東京スカイツリータウン こいのぼりフェスティバル」。
鯉のぼりは、男の子が鯉のように、どんな場所でも強く成長していけるようにとの願いを込めて飾るものである。
1日の大半隠れて過ごしていながら、餌を見つけると速攻キャッチしにいくチンアナゴは「鯉じゃない生き方もあるぜ~!」と教えてくれている気がする。
鯉のぼりの吹き流しのように見えてアナゴ!この写真は今年撮られたものなので5月5日までは確実にありますね。
投稿者のたぐめんさんからは「レアっぽいので、多くの人に見てほしいなと思います」とのこと。
続いてもスカイツリーネタです。
浅草に住むわが家ではスカイツリーを天気予報がわりに使っています。
なぜなら、東京スカイツリーが雲に覆われると高確率で雨が降るから。ツリーの先端が雲に突っ込んでいる日はもちろん、完全にホワイトアウトしている日は傘を忘れると痛い目にあいます。
ちなみに、高さを活かして気象観測や研究にも役立てられているそう。ツリーがどのくらい覆われたら降水確率何%なのか知りたいなと思う、今日この頃。
びっくりしたのは2枚目の写真です。こんなに雲に隠れていることってあるんですね。
「スカイツリーがきれいに見える日は快晴なことが多く、雲に覆われている日は朝は曇りでもポチポチ雨が降ってくることがほとんど。その繰り返しで、天気予報の指標にするようになりました。」
だそうです。600mの雲ってレーダーにも映らない雲ですね。こんど増田さんに聞いてみます。
このようなポーズで写真を撮ってみて驚いた。全然思ったポーズになってなかったのだ。
ふざけたポーズを取ったつもりが中途半端な姿勢を取っている自分がいた。
思い通りに自分の体を動かせていない。
自分だけなのか他の人もそうなのか、ここしばらく会う人にこのポーズを取ってもらった。
だいたいできてない。人は自分の身体を思い通りに動かせていないのだ。
できる人はアスリートになっているはずだ。
下向きの直角が難しいですね。人間の腕はこんな形に曲がるようにできてないのかもしれません。
声も絵筆も身体も思い通りに動かせるとプロになれるってことではないでしょうかね。
以上、今週の超短い記事でした。
400文字と写真2枚で世の中の「なんか違う」を送ってください。
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