スガキヤのスープは白が常識
スガキヤとは、2026年創業80周年を迎えた東海地方を中心に展開するファストフードのラーメン店。
旨いうえにリーズナブルなため、地元民に多く親しまれている。正直に言ってスガキヤが嫌いという人に私は会ったことがない。
そしてラーメンの味は和風とんこつ。
とんこつらしく、スープの色は白。白が常識。
どのくらい常識かというと、早押しクイズで出題者が「スガキ…」まで読み上げたところでクイズ王がボタンを押し、「白!」と答えるほどの常識である。
常識であるはずの白が赤。紅白歌合戦の紅組のトリを北島三郎がつとめるようなものである。そんなことは、にわかには信じられない。
名古屋駅着
東京から名古屋駅まで移動して、スガキヤの店舗のある名古屋駅地下街へ到着。
スガキヤを探して歩いていると、なんと名古屋の老舗お菓子処「両口屋是清」の自販機を発見。
しばらく地元を離れている間にスガキヤのスープに赤が登場しただけでなく、名古屋名物のういろうが、自販機で買える時代になっていたのである。
地下街でういろうとスガキヤ、さあ、どんどん名古屋に来た実感がわいてきたぞー!スガキヤはどこだー!
スガキヤ到着
いよいよスガキヤへやってきた。東京からここまでの道のりは長かった。新幹線ではなく高速バスで来たので特に長かった。
18:00店内はほぼ満席。注文用のタッチパネルには5~6人の行列。
赤を基調にしたおしゃれな外観。どことなくアメリカ映画に登場するダイナー風であり、ここでパルプフィクションの撮影が始まってもおかしくない。
調理カウンターの上部に設置されているメニューの中におっ!あった。左から二番目に赤いスープのスガキヤラーメンが!
白くないスガキヤは二種類
改めてメニューを見るとスープが白くないラーメンは〝あったか冬麵〟と銘打ったポスターの中に、赤いスープの担々麺と、合わせ味噌ラーメンの二種類があった。
まずは担々麺から注文する。しばらくすると私の受付番号が呼ばれ、我が担々麺が目の前にやってきた。
もともとの白いスープにゴマダレとラー油の赤が入って浮いているという印象。実物は思ったよりも赤くなかった。
紅白歌合戦で言えば白い紋付き袴の北島サブちゃんが、赤いバラの花束を持って出てきたような印象である。
そしてどんぶりにはあのスガキヤのスプーンが身を潜めていらっしゃった。
このスプーンは、フォークと一体化した独特のデザインでスガキヤを象徴するものだ。その形は往年の日本テレビ系朝のワイドショー「ルックルックこんにちは」の番組ロゴを彷彿とさせる。
と書いたもののうろ覚えだったので「ルックルックこんにちは」のロゴを改めて調べてみると
こういうマークであり、これをスガキヤのスプーンに書き換えてみると…
ということで、ほとんど私の思い違いであったことをお詫びします。

