視覚はかっこいいし食材もおいしくなるので燻製はえらい
「煙すごい」「なんでもかっこよくなるぞ」とベタ誉めしてきたが、物に匂いがつくのがマイナスだな……と燻製器に怒られそうな感想を持っていた。しかし撮影のあと、このあとアーモンドやサーモンを燻したらめちゃくちゃ美味しくて笑ってしまった。
6秒ぐらいでなんでも燻製できるので、3000円燻製器はよいです。もちろん物をかっこよく撮りたい時にも！
目指すイメージ
まず今回めざす雰囲気をみなさんに共有したい。
（写真ACさんより）
写真のように下からファーッと煙が漂うやつもあれば、ふたをあけるとホワワワ〜ンと出てくるパターンも見たことがある。
ガラスふたを買いました。
煙がファーともならず、すぐに消えていく。全然かっこよくない……。
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燻製器に変更する
知り合いの料理人に聞いたところ「ドライアイスはすぐ消えるので燻製器がよい」という。ネットで3000円ぐらいで買えるらしい。
すると下側から風が送り込まれ、チューブから煙がでるという仕組みだ。超アナログ！
なぜ家の火災報知器がならないのか不安になるぐらい室内がもうもっくもくである。
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煙撮影スタジオを開設
すぐ消えない煙は確保できた。しかし、背景が白だと煙のかっこよさを伝えにくい。
そこで、煙用の撮影スタジオも用意することにした。
換気扇の下で作業しないと家が終了することがわかったので、ガス栓をガッチガチに閉めコンロを舞台にする。
フリマサイトで売れずに悩んでいた頃に習得した知識がいま、生かされている。
ならなかったらこの記事がやばいのでお願いしますと祈りながら開く。
GIFで伝わってるかどうか不安だが、笑ってしまうぐらいかっこよくなった。
この演出で「このみかんは万病を直す力がある」と誰かに言われたら信じてしまいそうだ。それぐらい迫力がある。
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食べ物以外もかっこよくしてみよう
とはいえ、みかんはもともと写真映えするカテゴリの物体だ。スーパーで鮮やかに並べられていることもある。
ここからはなるべく身近にある生活感のあるものをかっこよくしてみたい。
これを頭に置いていただきつつこの後の実験をご覧ください。
①味の素
黒背景にするだけでちょっとかっこよくなってしまっているけど煙はどうでしょうか。
しかし動画を見ると「伝説の味の素」みたいな登場シーンができあがっている。
「デェーン」とドラの音が聞こえてきそうだ。
黒背景だけもいいけど煙つきはさらにかっこよくなることがわかる。
②養生テープ
黒背景ぐらいじゃ全然かっこよくならないツワモノである。
人類の存続に関わる大事な梱包をくぐり抜けてきたのだろうか。
一つ上のレベルの養生テープが姿を表した。
③ワンカップ酒
そのままでも味が出てかっこいい。
でももっとクールな感じでかっこよいワンカップも見てみたい！
なんだかお酒もいつもより透き通って見える。
この動画は撮りながら「かっけ〜〜」という声が入っていた。
煙すごい。煙すごいぞ。
それでも少しかっこいいので煙はすごいです。
（すごい香りのトイレットペーパーになりました）
