特集 2025年3月12日

芋と豚の共闘!スロバキアの芋ソーセージを作ってみた

中身を皮に詰めてソーセージに

芋ソーセージの材料はスーパーで買えるものばかりなのだが、ソーセージの皮の部分(ケーシングというらしい)だけは手に入らなかった。ケーシングには豚、羊、牛などの動物の腸を使ったものと、コラーゲンなどから人工的に作られたものがあって、今回はAmazonで売られていた塩漬けの豚腸を選択。

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届いたのがこれ。手のひらサイズだが、これで6m分あるらしい。
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水に浸けて塩抜きする。
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ふやけてきたところを引っ張るとどんどん伸びる……!乾燥させた湯葉みたいな質感だ。

中身と皮がそろった。ここからがソーセージ作りの本番だ。

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ミンサーに専用のノズルをセット。
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皮をセットする。
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上から具材を押し込んでやると
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出てきた!

ミンサーの動作音に合わせて押し出されてくる具材が、途切れることなくケーシングの中に充填されていく。私の仕事は、その流れが滞らないようにノズルにセットされたケーシングを繰り出してやることだけである。ときどき空気が入ってしまって、そのときは「しまった」と思うのだけれど、そんな些細な失敗も、川の流れならぬ皮の流れに乗ってすぐに押し流されてしまう。うまくできようができないが、構わずどんどん進められていく。文章を書くときもこんな感じならいいのに。

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詰め終わったら、適当な間隔で捻ってリンクを作っていく。
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わあ、ちゃんとソーセージの形になった!

初めこそ捻りすぎて破れるのが怖くておっかなびっくり扱っていたのだけれど、強く引っ張っても大丈夫だと言うことがわかってからはテキパキと作業を進めることができた。豚の腸はけっこう強いようだ。

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できた!

⏩ 一晩おいてから食べます

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