特集 2025年4月8日

白髪ねぎカッターが想像以上に楽しい道具だった

ちくわの蒲焼きに革命

さて最後。これがまた、想像以上の結果になってしまったのでご紹介させてください。

ちくわを開いてうなぎの蒲焼き風に焼く節約&アイデアメニューは、昔から定番ですよね。あれを作る際に、白髪ねぎカッターでちくわの内側にたくさん切り込みを入れたら、べろ〜んと開いて作りやすいんじゃないか? きっかけはそんな思いつきだったんです。

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試しにやってみっか
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開いたちくわの内側に切り込みを入れて

すると、この切り込み作業が楽しくて、思わずかなり細かめに入れまくってしまったんです。

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で、焼いてみる

すると……

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おぉ!?

なんというかこう、ちくわが魚に戻りはじめてません? 説明が難しいんですが、見た目の雰囲気が。

そこにうなぎのたれを絡めてみると、

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おおお!!!

う、うなぎに、うなぎに近づいている。

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両面をよ〜く焼いて
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もう、うなぎだ! 薄目で見るとうなぎだ!

 

で、これをごはんの上にのせてみたところですね、

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こうですよ!

笑えません? 少なくとも、僕が今までに見たどんなちくわの蒲焼きよりも、うなぎ似です。見た目だけは。

突発的に作ったので山椒を切らしてしまっていたのが悔しいんですが、こんなにもうなぎに見えるちくわを生み出してしまった自分がこわい!

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いただきます

当然の話なんですが、味はぜんぜんうなぎじゃありません。特に弾力のありすぎる食感。が、気分的にはだいぶうな丼だし、あと純粋に、料理としてうまい。この1食が原価100円もしないんだから、節約メニューの星と言ってしまってもいいんじゃないでしょうか。


楽しい道具でした

以上、まだまだ可能性は無限にありそうだし、とても楽しく、今後手放せない調理器具のひとつになりそうです。

また、今回は100均のものを使っていますが、検索してみるともうちょっとちゃんとしたステンレス製のものなども、当然あるよう。そちらを使うと、今回失敗してしまった食材に関してもまた違った結果になるかも。

買っちゃおうかな〜。いや、買っちゃうな〜。今日。

編集部からのみどころを読む

編集部からのみどころ
いや~さすがパリッコさん、こういうおつまみノウハウは十八番だわ~等と思いながら読んでいましたが、最後のちくわを裏返した写真でハッ!と息を呑みました。一枚前まで完全にちくわだったのに、まじで豹変。まさかこのテーマでこんなスリリングな展開があるとは…!ということでこのページの上から3~4枚目の写真、何度も見比べて、何度も「ハッ!」としてほしいです。(石川)

今回使ったものとは別ですが、似たような商品がありましたのでネット通販派の方はどうぞ

パリッコさんはこのあとこれを買ったそうです。ゴージャスすぎる

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