桜花の塩漬けは食べる前に塩を抜かないとだめ
春のお菓子といえば桜餅である。あのあまさとしょっぱさが混在した味は、古来より甘いものとしょっぱいものを交互に摂取してきた人類の営みの極地といっていいだろう。なにせ交互に摂取せずとも同時に食べられるんだもの。
自然界では外敵に食べられないようにするためわざと目立ちやすい模様や毒々しい色を持つ生物がいるという。この桜花の塩漬けも同じかもしれない。
塩辛い。塩辛すぎる。チョコを食べたあとだったので丁度いいな、くらいの気持ちだったのだがとんでもない。桜味は確かにするが、そんなことより塩である。塩の濃縮還元。塩祭り。塩カーニバル。
PCR検査場には梅干し、レモンとならんでこれの写真を載せておいてください。私のつばが出ます。
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くまさんも食べちゃう
パンはパンでも砂糖で出来ているパンってなんだ。答えはマジパン。
この手の砂糖菓子をマジパンというのを今回初めて知ったのだが、何故「マジパン」という名前なのだろう。有識者の方のご意見を伺いたい。
子供の頃は喜んでケーキに乗ったサンタのマジパンを食べていたが、いつからか進んでは食べなくなり、そしていつのまにか残してしまうようになった。子供、青年、大人の区分をあえてつけるならあそこにあるんだと思う。