目黒のチャーハン
目黒のさんまみたいに書いてしまったが、今回のは目黒でチャーハンを食べる。
ちなみに、ここに来るのに東京駅集合だったの、今でも「?」と感じてます。 詳しくは「わざわざ遠くで待ち合わせする」の記事を見てください。
わざわざ東京駅からやってきたお店。中華味一。目黒駅から徒歩12分のお店である。
人気店で行列ができると聞いていたが、タイミングがよかったのかすぐに入ることができた。もし行列があるときでもあきらめないでほしい。近くに支店がある。
店内はお客さんでいっぱいだ。本当にいいタイミングで入ることができた。本当にぎりぎり入れたんだな。
何を食べようか。チャーハンを食べに来たのだ。チャーハンを食べよう。
チャーハンは普通のチャーハンから名物の背脂チャーハン、牛タン背脂チャーハンなんて名前からしてパワーあふれるチャーハンもある。牛タン食べたい。今、ねぎしのことが頭に浮かんだ。チャーハンに集中して。
就活のことを話している
何を頼もうか迷っている間、安藤さんと月餅さんが就活の話をしている。
安藤さんが言う。「今、自分の時間で活動してて、今後、働いたら昼間にチャーハンとか食べに行けないじゃないですか。だから、江ノ島くんも会社を辞めて平日の昼間にチャーハン食べに行こうよ」
急に会社を辞めてくれと言われて「や、辞めないですよ。チャーハン部にそんな人生かけたくない」と言ってしまったの、本当は違うんですよ。
動揺していたから。チャーハン部に人生かけてます。でも、会社員やってのチャーハン部だから。そうしないと、お金、支払えないから。
もっちもちの皮ももちろんおいしいが、この背脂とタレが水餃子をよりおいしくしている。
ちょっと酸味のあるタレに、噛むと少し甘味、そしてコクとうまみがたっぷり詰まった背脂がうまい。
この背脂がかかったチャーハンが出てくるのか。ここのチャーハン、おいしそうだぞ。どうしようドキドキする。これが恋の始まりかもしれない。チャーハン、付き合ってくれ。
タンメンも名物らしいが、近くの人が頼んだタンメンのボリュームに恐れおののいたので注文はやめようと思った。でも月餅さんの「冷やしタンメンなら量が少なそうですよ」というアドバイスで、冷やしタンメンを注文することができました。本当にありがとうございます。
チャーハン登場
チャーハン部なのでチャーハンをそろそろ食べよう。それぞれが頼んだチャーハンたちを紹介します。
お米が食感がはっきりと感じられて、嚙むほどに油をまとまったお米のおいしさがあふれ出てくる。
そこに背脂の甘味やコクが合わさって、チャーハンをよりおいしくさせている。肉盛りしたおかげでたっぷり乗ったチャーシューの甘辛さも感じられてボリューム満点である。
ちょっとこのチャーハンおいしいすぎる。1キロ食える自信がある。
月餅さんの海老背脂チャーハン
海老背脂チャーハン+海老トッピングの感想をもらった。ほら、自分で聞くより、それぞれが書いた方が味が伝わるかなと思って。
「海老背脂チャーハンにエビトッピングをしました。エビがぷりぷりでたくさん乗っていて最高でした。
意外と重くなく、すいすい食べられました。もともとチャーハンがあっさりしているのかも。」
「途中、水餃子にかかっていたタレをかけてみたのですが、酸味が加わって、お酢をかけるタイプのチャーハニストとしては最高でした。シンプルに黒酢かけてもおいしいかも」
「スープのコッテリ感がすごかったです。普通であればチャーハンの箸休め的な感じで飲みますが、お茶漬け風にする、味変としての立ち位置と認識した方がよさそうです」
「特筆すべきはお米の粒立ちのよさです。しっかりごはんのふっくら感もありつつ、硬めに炊かれていて、『お前たちはチャーハンになるために稲として生まれてきたんだね、ありがとう』と一粒一粒に語りかけたくなります」
「本当は海老2倍炒飯というのがあり、それに背脂チャッチャとかけてくれないか相談したところ、海老トッピングをおすすめいただきました。
+200円でできたのですが、つぎ行くことがあれば、追加で1000円払って5倍エビ炒飯できるなら食べたいです」
海老をさらに追加したいという欲望が見えて、チャーハンの未来は明るいなと思った。
安藤さんの「辛ネギ肉盛り背脂チャーハン」
安藤さんからも感想をもらった。
「さすが背脂チャーハンというだけあって脂感がこれまで食べたチャーハンの中でも最高位だったと思います。でもチャーハン自体は重くないのが不思議。背脂と辛ネギがとても良く合っていて、ラーメン食べてるみたいな気持ちになりました。
6割くらい食べたところで思い出したように辛さが襲って来ていったん負けそうになりましたが、みんなの手前、残さずやっつけました。」
「嫌なことがあってもうむちゃくちゃやってやりたい気分の時なんかに食べたいチャーハンかもしれません。
チャーハン部のあとはだいたいそうなんですが、帰りにどうしてものどが渇いて、自宅近くのコンビニでウーロン茶とアイス(パルム)を買いました」
なんか、無理させてごめん。次、安藤さんの行きたいチャーハンのお店に行きましょう。もしくはみんなでお茶漬け食べに行こう。
ちなみにこの日、月餅さんが履いてきたチャーハンの靴下。ライターのとりもちうずらさんからもらったそうだ。いいな。