こんなことをします
SNSでは、自分がちょっと気になるような投稿がずらずら出てくる。そうなるようにできているからだ。
今回は散歩をして、気になったフレーズを記録する。たくさん集めて後でSNSのタイムラインみたいにしてみよう。
後でこうする。
僕が見たものを投稿したのではなく「街にあった自販機の投稿」を見る感覚である。
似ているようで違う。
やってみよう
とりあえず歩き出してみる。今回は文章を投稿するようなSNSにするので、文字に気をつけて歩く。
記録できないし、そもそも見たくないのだ。全アカウントをフォローしないのと一緒だ。
だから気になったものだけ記録していく。
ふと聞こえてきた、というパターンもある。
SNSっぽくすると、人の内面のようになって言葉の感触がちょっと変わる。
看板の方は語りかけられているなと思うが、SNSになると「そう思っている人がどこかにいるんだな」と、まず発信者のことを考えるようになる。
家から出てないみたいに
2時間ほど歩いた。大きな通りをブラブラして商業施設へ行き、大きな公園を通って駅まで帰ってきた。
整然としていてSNSっぽいと思ったが、これは街の投稿ではない。僕の感想だ。
ラーメンも餃子もとてもおいしかった。特にラーメンは見た目よりガツンとした味で満足度が高かった。これも僕の感想。
写真やメモで記録した「気になったこと」は全部で34個。全投稿はこちらです。
縦一列につなげたものを見たが、色んな物の内面が並んでいるみたいで驚いた。
外に出て外にあったものを集めてきたのに、自分も含めた全員が一歩も家から出ていないような気持ちになる。自販機や看板が、家から出ずに思ったことをポツポツ投稿しているのだ。
なんだその世界は。そんなものはないぞ。訳の分からない世界に閉じ込められるところだった。
それくらいSNSっぽくできたっていうことでいいんだろう。散歩はSNSっぽくできる。

