日曜たのしさ一万尺 2023年10月10日

やっぱり海に行きがちだった 〜みんなのサボり旅、発表

仕事や学校をサボる。するとそこにあるのは日常から切り離された自分と、持て余すほどの時間である。

そんな時、人はどこに行って何をするのだろう。投稿が集まったので発表します。

1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー

前の記事:深い地下鉄をトレッキングみたいに楽しむ


海・川・温泉へ向かうサボり旅

行き先に多かったのが海、川、温泉。たっぷりの水が揺れてるのが自分みたいで安心するのだろうか。

仕事も人間関係も嫌になって、突如会社をサボり新潟行のバスに乗りました。新潟から、乗りたかった国鉄型特急車両使用の快速に乗って海を眺めていたら、どうでもよくなりました。

(青いたいやき)

乗りたかった電車に乗れて良かった。

5年ほど前、仕事中に何もかも嫌になり、早退して隣県の道の駅併設の温泉に行きました。途中のイオンでバスタオルを買い、車で1時間ほどドライブ。お風呂上がりのソフトクリームが美味しかったし、未だにそのバスタオルは手元にあります。現役です。

(こめやろ)

これぞ、というサボり旅。タオルがまだあるところも良い。

鬱からのリハビリ復職中、会社の駐車場まで来たら「今日はこんなもんでいいか」という思いが湧いてきたのでそのまま海へ。道中、釣具屋で店員に1万円渡して適当な釣具一式を見繕ってもらいワイシャツのまま釣りをした。誰も居ない河口でハゼがバンバン釣れました。

(ぽっし)

「今日はこんなもんでいいか」って筆で書いて壁に貼りたくなりました。最後にバンバン釣れたところも予想外で良い。

高校生の頃、何となく学校に行くのが億劫になって制服のまま自転車で走り回りました。すぐに疲れたので高校近くの流木場でぼーっとしていたら、釣りをしていたおじさんが缶のお茶を奢ってくれました。飲みながら一緒に丸太に乗った別のおじさんを眺めていた良い思い出です。おじさんはビールを飲んでました。

(きりゅー)

寝てる時の夢みたいな景色。

小学生の頃は家から徒歩1時間ほどの河川敷に行って土手に寝転がってぼんやり過ごし、中学生時代は学校近くの映画館へ行って「千と千尋の神隠し」を観て、高校では通学路沿いの海辺で波間に足を濡らしてサボっていました。

(渚の武器商人の後輩の先輩)

 小中高、サボりで制覇!

会社にはリモートワークのふり、家族には出社のふりをして、2時間先の鎌倉の海へ行きました。波とサーファーを眺めながらカフェでまったり作った資料が、後々大変役に立ち、お客様にも褒められました。リラックスして作ったからかなと思います。

(りす)

サボった先で働いて成果をあげている! 優秀!

仕事が忙しかった15年以上前、朝ふらっと旅がしたくなり、会社をサボって廃線直前のローカル線に乗りに行った。途中下車して温泉に入ったりしているうちにとてつもなくさびしくなり、むしろスッキリした気持ちで帰途についた記憶があります。写真は鹿島鉄道鉾田線にあった坂戸駅。

(けだま)

写真もいただきました。この寂寥感。 

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海・川・温泉以外のサボり旅

たっぷりの水がなくても僕たちはサボる。動物園や映画館に行ってます。

高校二年生の時、なにか急に全てが嫌になり、学校に向かう電車を途中で降りて動物園に行ったことがあります。

平日で、少し天気が悪かったこともあって、あまり人がいない日でした。静かな園内に響く、遠足に来ていた幼稚園児らの騒ぐ声を聞きながら、小雨に濡れるリクガメの丸い甲羅を見下ろしていたことを覚えています。静かないい思い出です。

(メコン川)

サボって見たものが小雨に濡れるリクガメの甲羅。なんて良い思い出。

前職で営業(外回り)をしていた頃、サボって映画を観に行ったりしました。平日昼間の映画館でスーツ姿の人をちらほら見かけ、これは同じようにサボってる人達なのか…とびっくりした覚えがあります。

(えすぱ)

サボると、他のサボる人に気がつくようになる。

IT企業入社3年目くらい。毎日激務で終電で帰れる日はない日々を過ごしていました。いつもの電車に乗って現場に向かっていたら緊張の糸が切れてどうでもよくなりスーツのまま高尾山を登っていました。その後上司に怒られて辞表突きつけたのはいい思い出。

(しぇり)

スーツで高尾山。エネルギッシュなサボり旅だ。 

昔々学生時代に午後のカリキュラムをサボって登呂遺跡に行ったことがあります。竪穴式住居を堪能し、博物館をウロついていたら貫頭衣でコスプレした職員さんにどんぐりのクッキーをいただきました。隣接する芹沢銈介美術館も静かでとても良かったです。

(フクスケ)

サボって得たものがどんぐりのクッキー。良い。

専門学生のとき、結構ちゃんと勉強していた資格がありました。当日の朝、なぜかどうしても受験する気になれず、受験会場のある池袋と反対方向の電車に乗りました。終着駅付近まで行って、特に何もせず帰りました。それ以来空いてる電車が大好きです。

(やまだ)

衝動のサボり旅。

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近場へのサボり旅

彼氏と別れて自暴自棄というか投げやりになっており、学校に行こうとしたら天気がよくて彼のことを思い出して人生がどうでもよくなり、途中で降りて街をぶらぶらしてカフェに入ったりしました。その日のことは大人になってから歌になりました。

(あいな)

サボりが歌になった!

高校生の時、1時限目の体育が嫌すぎて違う駅で降りてみたらゴリゴリのビジネス街で、凄まじいスピードで大量のビジネス人が改札から放出されていくのをベンチに座ってしばらく見ていました。

(汚泥)

サボってない人の躍動感を眺める贅沢。

中学2年生です。人間関係や担任の先生が嫌になり、学校をサボって両親とマックでお昼を食べに行ったことがあります。

その時に食べたのはサムライマックの炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフで、めちゃくちゃ美味しかったのを覚えています。その後に本を買ってもらいました。坂本龍一の「僕はあと何回月を見るだろう」です。私は坂本龍一が大好きで、丁度その本の発売日だったので運命だなと思いました。

(こと丸)

マックのメニューを細かく覚えているところにグッときました。

高校生の時。体育のマラソンが嫌で嫌で仕方なかったので、走りながらそのまま門を出て歩いて帰宅、ドラクエ5やりました。制服やカバンやお弁当など学校に置きっ放しでしたが、どうなったか覚えていません。

(ヤシの木そよそよ)

マラソンしながら帰っちゃうの、コミカルで良いなー。 

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珍しいサボり旅

共感よりも驚きが勝った投稿です。そんなことあるんだ。

社会人2年目。激務で仕事が嫌になり、あるとき昼休みに川まで歩いて気分転換しようとした。

河原に着いたら、なんかもうどうでも良くなって「もうやってられるか畜生が」とか叫びながら川にざぶざぶ服のまま浸かって、膝くらいの深さのとこでそのまま浮かんでしばらく空を眺めてた。

イライラが収まったので会社に戻ろうとしたところ、ずぶ濡れのまま戻れるわけがないことに気づき、そのまま夕方まで河原で佇んでいた。

(塩麹ざんぎ)

川に入っていったところで心配になったけど、スッキリしたっぽくて良かった。

自分の意思ではないんですが、祖父に幼稚園や小学校をサボらされて、昼食会に連れていかれていました。同居していた祖父が元国会議員だったので、議員仲間の昼食会に。個室で、洋食のコース料理でした。私以外は爺婆ばかりでした。テーブルマナーは叩き込まれていたので粗相はなかった(と思いたい)のですが、いかんせん退屈でした。料理も子供向きじゃないし。

(Casino)

そんなサボりあるんだ。 

仕事をサボって結婚式場見学に行きました。とってもハッピーな気持ちになれました。のちに部署異動があり、サボった日がそこでの最後の仕事でした。ちなみにその時に見に行った所とは違う所で来月結婚式をします。

(ころころ)

端々から奔放さが伝わってくる。結婚おめでとうございます! 

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15%は海に行っていた

以上、皆さんのサボり旅でした。

人のサボった話は、羨ましくもあり、心配でもあり、寂しいような楽しいようなビターな気持ちになる。秋に聞くのにぴったりの話だった。

最後に、行き先をまとめてみた。

バラエティーに富んだ行き先だが、やはり海が一位。海には締め切りもノルマも試験も無い。サボるなら海だ。 

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