久しぶりにランドセルを背負うと、作りがしっかりしていることがよくわかって「悪くないな」と思えた。
ふた開け対決もやってみると想像以上に盛り上がり、このままなにかの新競技にして欲しいぐらいの楽しさだった。
ただ、最後の団体戦は30秒ぐらいでいい。大人は1分も暴れられない。大人の体力にあわせた、もっと最適な「ランドセルふた開け対決」方法を見つけていきたい。
最後の実戦はこれである。
部屋すべてを使い、2対2でランドセルのふたを開けに行く。制限時間は1分である。
作戦が決まったら、いよいよ団体戦の幕開けである。
突然ふたりがチークダンスのような動きを始めたので、相手の作戦がまったくわからず混乱した。
「壁ぎわにいれば開けられないだろう」という目論見だったが、そのままだと相手のランドセルも開けられない。
守備のことだけ考えていたので、攻撃のことを何も考えていなかった。
しかたないので、何も考えずにとにかく部屋を走り回った。
試合時間の1分が終わったときには全員の息があがっており、部活の試合終了後のような空気がただよっていた。
必死すぎて、自分が開けられたのかどうかすらわからなかった。
全員同じ状況だったので、最後にせーので対戦結果を確認する。
まいしろ・古賀ペアの敗因は「攻撃のことを何も考えていない」ことだった。ランドセルふたあけ対決において、攻守はともに大事なものだったのだ。
ちなみに、安藤さんと石川さんの謎のチークダンスはなんだったのか聞いたら、「安藤さんが盾になって石川さんを守る」「...と見せかけて石川さんが急に飛び出し、相手のランドセルを開ける」というものだったらしい。
どちらのチームも、作戦をちゃんと実行していたのは最初の10秒ぐらいで、途中からはただ叫びながら走りまわっている大人たちだった。
久しぶりにランドセルを背負うと、作りがしっかりしていることがよくわかって「悪くないな」と思えた。
ふた開け対決もやってみると想像以上に盛り上がり、このままなにかの新競技にして欲しいぐらいの楽しさだった。
ただ、最後の団体戦は30秒ぐらいでいい。大人は1分も暴れられない。大人の体力にあわせた、もっと最適な「ランドセルふた開け対決」方法を見つけていきたい。
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