特集 2023年3月30日

「いももち」は「ポテチもち」に進化しました ~何でもモチにする日々~

いももちのあらたな形、ポテチもち

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OKストアのオリジナルポテチ。120g入っていてお得だ

ある意味原点回帰、いももちのバリエーションとしてのポテチもちである。

吉とでるか凶とでるか。ワクワクだ。

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そのまま食べた方が美味しいのか、どうか
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まず、適量のポテチを手で細かく砕いていく

ガンガン手に刺さる。この企業努力のパリパリを、シナシナにしなければいけないのだ。

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手に油と塩と破片がついてもったいない気分に
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麺棒に変えてひたすら細かく潰していく

手間暇をかけるほど美味しくなるというナイーブな世界線を信じて約20分。

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サラダにかけたら美味しそうだ
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ここからは、お湯を加えながらこねていく。こうばしい香りがしてきて、一気においしそうになる
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忘れていたもっちりが出てきた気がする

麺棒でつぶすたびに、ふやけたポテチからほのかな弾力を感じる。

まだ片栗粉を入れてないのに、デンプンのもっちりした感触がよみがえってきたのだ。

チャラチャラしたポテチも、ちゃんと真面目なジャガイモだったんだという妙な感動があった。

(なお、現在の片栗粉はジャガイモのデンプンから作られているので、そもそも片栗粉を入れずともいももちは作れるのだ。昔の北海道では、シバレイモという凍らせてフリーズドライ化したジャガイモを団子にして食べたそうなので、水で戻すポテチもちも案外わるくない調理法かも)

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すごい伸びる。モチだ
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さらに片栗粉を入れてこねる
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すごく油がでてきてビビる
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自分の油だけでシュワシュワと揚げられていく。そこはかとないハッシュポテト感
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完成!

さあ食べてみよう。

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ガリッ、ムチッて感じだ

焦げないように低温でじっくり焼いたからか、表面はおかきっぽい固さがある。

中身にはモッチリ感もあるが、ポテチらしい歯ごたえも残っている。

こういう料理として食べるとアリだ。美味しい。

だけど、最初から美味しいポテチに手間暇かけてるのだ。もっと美味しくできる気がする。

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