まだまだ開拓したい「リモート」
ここしばらくリモート生活をしてわかったのは「遠隔の便利さに自分が追いついてない」ことである。実際遊んだら利点がむちゃくちゃあったし、今日やって他のこともほぼできるんじゃないか?という気がしてきた。
もっと遠隔に慣れて、もっと楽しいことが見つかるといいな〜と思いました。面白いことがあれば教えてください!!
会社が先週からリモートワークになった。一番感動したのが「リモート会議」である。
仕事って離れててもできるのか。服、パジャマなのに? 衝撃だった。
仕事ができるなら、遊びもできるのではと考えた。リモートでどこまで遊べるかを実験しました。
遊びなのでまず友達を集めなければならない。
大学時代の友人らに「久々に遊ばないか」「遠隔で」と声をかけた。
「ちゃんと遊べるのか?」と不安は消えないが、定番からやっていくことにした。
まずはカラオケだ。普段でもカラオケ屋さんに行かないとできないし、ましてや家である。
とりあえずひとりが音楽を流し、それにあわせて歌うのをみんなで聞くことになった。
タンバリンを持ったり、拍手や合いの手をしたりだいぶカラオケ感はでた。全員家なのに!これは楽しい。
しかし何かがたりない。あの画面である。
YouTubeカラオケ練習動画を画面共有しながら歌ってみることにした。
歌ってる人からするとほぼ店と同じ体験である。カラオケって遠隔でできるんだ!
「他に歌いたい人〜!」と声をかけると「家族がいるので歌はきびしい」と言われる。
たしかにイヤホンつけて熱唱してたら怖い。周囲の環境も重要らしい。
続いてはかくれんぼである。いきなり原始的な遊びになったが、遊びには変わりない。
鬼が隠れてる場所をいい、正解ならでてこなければならに。
「あ!布団のした!」。右上に向けて鬼がいった。
これはめちゃくちゃかくれんぼだ。平面で探すので、ちょっと間違い探しにも似ている。
そして下の2人が一切でてこない。
苦戦していると、鬼が「服のうしろ!」と右下に向けて叫んだ。服の後ろ!?
4人で探しても、あと1人がさっぱり見つからなかった。
「もうギブアップだよー出てきてー」と伝える。
ふつうのかくれんぼを余裕で超えるおもしろさがでた。画質が悪く監視カメラ風なのもいい。出てきた時の驚きを共有できるのもたのしい。
いま家にいる小学生に自信を持って言いたい「離れててもかくれんぼはできるぞ」と。
かくれんぼで「本当の正解」が出てしまった。しかし他のも実験していく。
鬼はあまりわからないが、せまってくる方は仲間も近づいてくるのでせめぎあいが起き、面白いらしい。
かくれんぼもそうだが、目をあけると状況が変わるものは適している。だるまさんが転んだも十分できることがわかった。
次はにらめっこだ。これはなんとなく予想がつくかもしれない。ただ画面にむかって変な顔をするだけだ。
普通のにらめっこと違い「カメラを使ったギミック」もアリになるのだ。これはすごい。
面白いのでもう一戦やってみる。
「にーらめっこしましょう笑うと負けよ、あっぷっぷ」
にらめっこもいつもより面白くできてしまった。いい大人が汗をかくぐらいお腹を抱えて笑った。
一通り遊び終えたので、記念に集合写真をとることにした。
「いきますよー!ハイチーズ!」
リモート遊び、可能性ばかりだった。感想をまとめると
などである。終わったあとも興奮して感想を言い合うぐらい盛り上がった。移動せず遠くの人と遊べるすばらしさ。
他にも、コールをかけあったり(声がかぶっていまいちだった)合唱をしたり(回線差で輪唱になった)いろいろ試し、トラブルもあったがどれも面白かった。
ただ、かくれんぼだけは全員体験したほしいぐらいおもしろい。大人にも子供にもおすすめである。ぜひお試しください。
ここしばらくリモート生活をしてわかったのは「遠隔の便利さに自分が追いついてない」ことである。実際遊んだら利点がむちゃくちゃあったし、今日やって他のこともほぼできるんじゃないか?という気がしてきた。
もっと遠隔に慣れて、もっと楽しいことが見つかるといいな〜と思いました。面白いことがあれば教えてください!!
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