暑さとの戦い
ぶどう狩りに行きたい気持ちは、暑さとの戦いである。
夏休みの雰囲気に飲まれるかたちで8月に一度ぶどう狩りに行きかけたが、耐えがたい暑さに意欲が負けた。
暑さが落ち着くであろう9月を待ったが、一向に落ち着く気配はない。このままでは旬の時期が過ぎてしまう。でも、涼しい部屋から一歩も外へ出たくない。
そんな状況下でぶどう狩りを可能にする方法はただ一つ、自宅でぶどう狩りをするしかない。
ハウツー自宅でぶどう狩り
ぶどう狩りといっても、特別なものは必要ない。
まわりからどう思われようと「自宅でぶどう狩りをするんだ」という己の姿勢を貫き通せる強いメンタルがあれば、誰にだってできる。
使う道具は、
・ひも
・はさみ
そして、肝心のぶどうである。
まずはぶどうを買いに行く。この時点で外に出てしまっているが、ぶどうがなければ始まらないのでそっと目をつむろう。
次に洗濯物干しを使うので、干しっぱなしの洗濯物をいい加減片付ける。洗濯物が片付いたら、ひもを使ってぶどうを吊り下げていく。
想像以上の苦労を乗り越え、完成したぶどう狩り園がこちら!
なんだか見た目がシンプルだな…ぶどう狩りというより、これじゃあパン食い競争だ。思い描いていたイメージとのギャップに、少し泣きそうになった。
なにか足りない気がするけど、なんだろう。いったん本物のぶどう狩りの写真を確認しよう。
あいにくぶどうの葉は持ち合わせていないので、窓辺にあったのびすぎて困っているポトスを巻きつけた。
・巻きつけられる葉っぱ
近所のスーパーで買ってきたぶどうだが、自分で収穫して食べるといつもより新鮮に、おいしく感じられた。ぶどうのやさしい甘さが身に染みる。
なにより涼しい部屋で、暑さや天候を一切気にせずぶどう狩りが楽しめるのが一番の魅力だ。おうちが一番!
次はぜひりんご狩りでトライしてみたい。