ブラックサンダーの服を着させられる人たち
直売店の向かいにきれいなトイレがあり、マークをよく見ると皆ブラックサンダーの服を着ていた。
その場所を象徴するようなトイレマークって、意識すると結構ありますよね。
ブラックサンダーの工場直売店でパンに塗るタイプのブラックサンダーを見つけた。
試しに塗って食べてみたところ、想像をはるかに超えるうまさに思わずひっくり返った。
9月某日、愛知県豊橋市にあるブラックサンダーの製造工場『ブラックサンダーワクザクファクトリー』に行ってきた。
ブラックサンダー工場は2018年にべつやくれいさんがこちらの記事でも訪れている。この記事で登場する工場と直売店が今年5月にリニューアルオープンし、よりブラックサンダーを体感できる施設に生まれ変わったのだ。
工場見学には事前予約が必要なのだが、この予約がなかなか取れない。翌月の予約枠が解禁される前月の15日に何度も予約画面を開いたが、努力もむなしくしばらくは訪れる機会に恵まれなかった。
しかしある朝ふと予約画面を開くと、当日のみ残りわずかを意味する△マークが付いていたのだ。このチャンスを逃すまいと急遽予約し、この日訪れることに成功。
ブラックサンダーの女神がわたしに微笑んだ瞬間だった。
ちなみに工場見学は予約必須だが、直売店へは予約なしで自由に出入りできる。
日本各地で売られているご当地ブラックサンダーや、ブラックサンダー以外の有楽製菓のお菓子、アパレルなども販売されていた。
普段なかなかお目にかかれない商品もたくさん並んでいて、直売店に訪れるだけでも十分観光になった。
そして今回、特に気になった商品がこちら。
わたしたちがよくお世話になっている一般的なブラックサンダーの隣に、トーストに塗るタイプのブラックサンダーが置かれていたのだ。
しかも、月間ランキングNo.1という人気商品。
俄然気になり、最後の1つだったトースト専用ブラックサンダーとブラックサンダークリームのセットを買って家路についた。
翌朝、早速試す。
この2つはわたしが訪れた直売店と、有楽製菓のネットショップのどちらかで購入可能だそう。
まずはトースト専用ブラックサンダー。パンを焼く前に乗せて、一緒にトーストして食べるらしい。
次の日、また次の日と1枚ずつ開けたが、3枚とも袋から出すタイミングで割れてしまった。暑さのせいで少し柔らかくなっていたのが原因かもしれない。
焼けば関係ないよね!と自分に言い聞かせながら、オーブントースターに入れる。
焼いている時から甘くて香ばしい香りが家中に充満した。どこかでかいだことのある香りだなと思ったら、ディズニーランドのミルクチョコレートポップコーンの香りに似ていることに気づいた。
一口食べると外はザクザク中トロトロ!想像をはるかに超えるうまさで衝撃を受けた。
クッキーがたくさん入っていてブラックサンダーらしさをしっかり残しつつ、焼いたことによって香ばしさがプラスされている。
満足感もすごいし、朝からこんなにうまいトーストが食べられてテンション爆上げ。この組み合わせはもっと早く知りたかった。
続いては、トーストに塗るタイプのブラックサンダーザクザククリーム。
板状のトースト専用ブラックサンダーと比べると、味がやさしく感じられた。おそらくクッキーの粒が小さめに作られているからだと思うが、これはこれでもちろんおいしい。
柔らかめのクリームで塗りやすいのもいいし、トーストの端までみっちりクリームを行き渡らせられるのがうれしい。
トースト専用ブラックサンダー、ブラックサンダーザクザククリーム、それぞれのよさがあって両方買って正解だった。
また直売所を訪れた際はリピートしたい。
直売店の向かいにきれいなトイレがあり、マークをよく見ると皆ブラックサンダーの服を着ていた。
その場所を象徴するようなトイレマークって、意識すると結構ありますよね。
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