デジタルリマスター 2023年2月17日

温泉蒸し料理にチャレンジ!(デジタルリマスター)

温泉の蒸気を利用した蒸し器で蒸します。

熊本県荒尾市でおこなわれた“マジャク釣り大会”に参加してきたのだが、今回の旅の予定を組むに当たって一番悩んだのが、「捕まえたアナジャコをどうやって食べるのか」という問題だった。

干潟でアウトドア料理をしてもよかったのだが、そうなるとどうしても旅行の荷物が多くなってしまう。ただでさえ干潟遊びグッズがいっぱいなのに。

いろいろと調べたところ、温泉の蒸気を利用した蒸し器のあるキッチン完備の温泉宿をみつけたので、そこでアナジャコを料理することにした。

2007年9月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。

趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー)

前の記事:本格的なタコパ(タコスパーティー)をしてみたい

> 個人サイト 私的標本 趣味の製麺

温泉蒸気を利用した「蒸し場」

今回泊まる宿は、有明海から全然近くない山の中、熊本県阿蘇郡小国町というところにある「豊礼の宿」。

この宿にある温泉の蒸気を利用した「蒸し場」という調理器具で、さっき捕ってきたばかりのアナジャコを蒸したいと思う。

ここは夕食がつかないかわりに、共同キッチンを自由に使っていいという、今回の旅に最適な宿なのだ。

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豊礼の宿。露天風呂が素敵でした。
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これが「蒸し場」。もくもくと温泉の湯気が出ている。

「蒸し場」からは温泉のいい匂いがする湯気がモクモクと上がっている。ここに好きな食材を入れて蒸せばいいらしい。なるほど、これはおもしろそうだ。

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蓋を開けると、底に穴がいっぱい開いており、ここから湯気が出る仕組み。穴を見ると筆を刺したくなる。
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この栓で蒸気の量をコントロールできる。
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食材をいろいろ買ってきた

宿に荷物を置いて温泉でひとっ風呂浴び、干潟の泥を落とす。

せっかくの蒸し場、アナジャコだけ蒸すのももったいないので、近くのスーパー(車で15分くらいかかる)にいって、いろいろと九州産の食材を調達してきた。

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里芋、トウモロコシ、アスパラ、そしてアナジャコ。
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枝豆、キャベツ。

準備は整ったところで、温泉蒸し料理にチャレンジだ。

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