特集 2019年3月20日

「しまうま」と見せかけて「のまうま」

まず、しまが無いんですけどね。

日本の馬で最も小さい馬は愛媛県今治に住む「野間馬(のまうま)」といって、名前がなんかシマウマっぽい。現在50頭ほどしかいない希少な馬とシマウマの違いはなんなのか?自明すぎる答えを求めて今治「野間馬ハイランド」を訪ねた。

1975年神奈川県生まれ。毒ライター。
普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。
最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー)

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日本在来馬とは

ハブやら蛇やらを探して訪れた南国で小さい馬を見かけた。

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日本の最西端、与那国島の与那国馬。
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車道をフリーダムに闊歩する。
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トカラ列島の宝島ではトカラ馬。

「日本在来馬」と呼ばれ古くから日本で洋種と交配する事なく残ってきた馬達で現在8種が存在している。北海道の道産子が有名だ。

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馬の写真を持っていなかったのでこれで。

サラブレッドなどの洋種と比べると体格はかなり小型、古くから軍馬や農耕馬として活躍してきたが1960年代のモータリゼーションによる需要減などで飼育数も減少の一途をたどり、現在では各産地で保存会などの保護活動により命脈を保っている。

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いわゆる「ポニー」とは特定の品種ではなく体高147cm以下の小型の馬の総称で、在来馬もこれに含まれる。母方の実家、静岡の伊豆にあった今は亡きスーパー「ヤオハン」の小規模店も「ヤオハンポニー」だったとよけいな情報も記しておく。

「日本最小の馬」野間馬(のまうま)

小ささが特徴の在来馬8種の中でも小さいオブ小さいのがタオルで有名な愛媛県今治にいる「野間馬(のまうま)」というシマウマっぽい名の馬らしい。シマウマはもちろんトカラ馬や与那国馬、ヤオハンポニーと何が違うのか。ぜひとも見に行こう。

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JR松山駅。アミューズメンチュエルカム。
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駅前の擬木ベンチがかっこよかった。今までで一番大きい画像を使ってまでして言うほどの事なのかはわからないが。
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駅には今治タオルのディスプレイ。
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海峡を横断して広島の尾道にぬけるサイクリングロード「しまなみ海道」を擁する今治ではいたる所でサイクリング推しである。駐車場にもバイシクルオブジェ。
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スーパーの食品売場でもバイシクル。俺の中のフレディ・マーキュリーがうずきだす。

街をブラブラしていても特に野間馬をアッピールするような施設、メディアは見当たらない。

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かつて村上海賊が活躍した今治はもともと港から栄えた街である。中心街から今治港に向かう道筋にいくつかの商店街が伸びている。

今治港近くの土産店で聞いたら「あんまり地元で宣伝みたいなことはしてないですね、けどみんな知ってはいるんじゃないですか」との事だった。

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「ダーウィンが来た、あれが好きでね,よく見てるんですよ」店主が生き物にも詳しかった。いろいろおまけしてくれてありがとうございました。
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焼豚玉子飯というローカルメニューがうますぎてアゴがもげるかと思った。
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