ぬーどるストッパーという存在
まずはぬーどるストッパーという存在について簡単に説明しておきたい。
ぬーどるストッパーとはカップラーメンの蓋をおさえるために生まれてきたフィギュアのことである。特に『ぬーどるストッパーフィギュア』は2014年から株式会社フリューの登録商標であり、私が持っているそれも株式会社フリューの商品である。
いつ取ってきたのかすっかり忘れてしまったが、このうさぎはいつからか私の生活になくてはならないものになっていた。カップラーメンを作るたびにこれを探し、いつも置いてある場所にないと「やばい、うさぎどこ行った!?」と慌てるようになっていたのだ。
もはやぬーどるストッパーなしではカップラーメンは作れない。私はそうだし、皆もそうだろう。そう最近は確信していた。
そんなぬーどるストッパーについて記事にしたいですね、と編集部の石川さんに相談したところ、思ってもない返事が返ってきた。
かくして今一度このぬーどるストッパーというものを見直してみたく、筆を取っている次第である。お分かりいただけただろうか。いただいたものとして進んでいきます。
ぬーどるストッパーはカップヌードルにジャストフィットする
基本的な使い方をお話ししよう。
と言っても使い方は簡単。カップラーメンにお湯を注いだら、蓋の上にこのフィギュアを置くだけである。
こうすると何が嬉しいか。ずばり、重さによりカップラーメンの蓋がしっかり閉まっていいね、ということだ。完全に気持ちの問題だが、しっかり閉まっている方がなんかラーメンがおいしく作れる気がする。そのただ一点において優秀なのだ。
ちなみに私のうさぎについては、カップラーメンの直径がある程度小さい方が置いた時に沈み込まず、安定感が出る。だいたいカップヌードルの大きさくらいがちょうどいいとされている。
とにかくこれが重りとして優秀なのだ。一家に一台の便利グッズ、それがぬーどるストッパーなのだ。
ぬーどるストッパーが生まれる前のおれたちは
しかし思うはずだ。ぬーどるストッパーが生まれる遥か昔から、おれたちはカップラーメンの蓋を押さえていたじゃないかと。
うんうん、分かる分かる。例えばこんな感じだろう。
だがこれだけだと不十分なのだ。このカップ焼きそばを横から見てみよう。
そう、ソースやお箸ごときの重量ではどうしても蓋を押さえきれず、隙間が生まれてしまうのだ。ぬーどるストッパーと比べて押さえられる面積が限定されるのもその要因かもしれない。
これではおいしいカップラーメンは食べられない。冷え冷えでまだ固い麺を泣きながらぼそぼそとすする未来がおれには見えているのだ。
ぬーどるストッパー以外という選択
ではぬーどるストッパー以外にヌードルをストップすることはできないのか。
試してみよう。例えどんなに無駄なことに思える実験でも、「できないということが分かった」という事実は無駄にはならないのだから。
……全然いけるな。全然いけるかもしれない。
なんならこの缶バッジの方がカップヌードルの直径にフィットしている。もはやシンデレラフィットと言って良い存在感だ。
昔撮影に使った懐中時計があったので載せてみた。まあ、なんだ。これでも全然いける。なんなら時刻が分かって便利ですらある。タイマー機能とかがあるとより良いと思う。
あれ、どうして私はぬーどるストッパーに固執していたのだろう。本当に分からなくなってきた。
冒頭に挙げた、私の相談に対する石川さんの返答はこう続いていた。
いやあの、ぬーどるストッパーじゃなくても全然良いみたいです。
すいませんでした。
ぬーどるストッパーを使い続けるということ
ヌードルをストップするのはぬーどるストッパーでなくてはならない。そう思って生きてきたが、試してみれば本当になんでも良いことが分かった。思ったより、本当に、何でも良かった。
しかし何でも良いということは、当然ぬーどるストッパーでも良いということである。
強い気持ちでこれからも使い続けていきたい。ほら、見た目とか、かわいいし。
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