500mlっぽいペットボトルの500mlじゃなさ
500mlっぽいペットボトルの飲料を買ったら350mlだった。
350mlと言ったら缶の容量だ。缶の量では少ないからペットボトルを選択したのに中身は同じだった。
最近こういうことが多い。少なくて驚いたかと思えば、麦茶のペットボトルが650mlとかあって驚くこともある。
あの拍子木ぐらいの、テレビのリモコンぐらいの、片手でちょうどよく持てるあのサイズ。「500mlのペットボトル」と呼んでいるが容量が500mlじゃないことがよくあるのだ。
あの、500mlっぽいペットボトルの500mlじゃなさ。おもしろいのでたくさん集めてみた。
16種類、容量のバリエーションを見つけた
スーパーを回り、ペットボトルの容量のバリエーションを集めた。
しかし意外と多かったり少なかったりするのだ。
18本のペットボトル。重複を除いて16種類の容量のバリエーションがあった。
壮観…!
容量の順で横に並べてみる。
壮観だ。ちゃんと右に行くほどペットボトルが太くなっている。一方、高さはほとんど変わっていない。
この中で300ml以上の幅があるってすごい。一番左のネクターが2本あっても、一番右のミネラル麦茶には届かないのだ。
気が付いたこと① 刻み方の細かさ
細部を見ていこう。まず思うのは、刻み方が細かいということだ。
刻んでくる。高カカオチョコレートのように。
この半端な数字から、メーカーの人が一生懸命10mlを足したり引いたりしている様子が浮かんできて目頭が熱くなる。
気が付いたこと② 目一杯入れたり入れなかったり
容量順で並べたらきれいなグラデーションになるかと思ったがならなかった。空気が入っているものとそうでないものがあり、ペットボトルの大きさがそのまま容量の大きさになるわけではないのだ。
空気は、開けた時炭酸が吹きこぼれないようにするためのものらしい。あと炭酸でなくても、飲料の充填方法によって隙間ができることもある。