
先日、当サイトに「ねるねるねるねはソースになるか?」という記事を書かせてもらいました。
あれ、僕がこれまでに書いてきたなかでもなかなかに失敗や苦労の多い記事だったんですが、終盤にさしかかった時に気がつきました。「ねるねるねるね、料理に使うんじゃなくて、スイーツなどをデコって“映え”させるのにこそ使えるんじゃないの?」と。
その思いつき、早めにやっつけておきましょう。
前の記事:ねるねるねるねはソースになるか?

和菓子3種を映えさせる
今回は、パフェやケーキなんかと比べるとちょっと地味な和菓子3つを題材に実験していきます。

左から、「ソーダ味」「ブドウ味」「クリームソーダ味」

失礼ながら、映えからはかなり遠い存在感。そこで、


あ! もうすでにちょっと映えてる! どことなくモルカーっぽい!

やった! 映えた! 誰がなんと言おうと映えた!

10万リツイート待ったなしですね。
ちなみに、大福の皮の受け皿が広く、甘酸っぱさとあんこと豆のハーモニー、ぜんぜん違和感なく美味しかったです。

横に切って間にクリームソーダ味のねるねを挟みこめば。

誰がなんと言おうと、今流行りのあれだ! ちょっとおっちょこちょいなパティシエさんが作ったのか、クリームがゆるめではあるけれど。

なんかもう、なにがなんだかわかんないけど、とにかくかわいい! 激バズり確率1000%!
お味のほうは、かじりついた瞬間は過激に甘酸っぱく、その後かなり時間をかけて、黒糖っぽい風味、あんこの甘みなどの渋い味わいが感じられてきて、まるで人の一生を擬似体験しているような美味しさでした。

これをお皿に丸く配置してみると、

で、その中央にソーダ味のねるねをたっぷりよそって、自分でもコンセプトがわからないんですが、

カラフルラムネを散らせば


というわけで、ねるねるねるねは予想以上にどんなものでも映えさせられる魔法のお菓子ということが、無事証明されましたね。めでたしめでたし。
あと、最後のわらびもちとの組み合わせ、本気で箸が止まらなくなる美味しさだったので、ぜひお試しあれ。
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