納豆パックのポテンシャル
納豆パックは、ジオラマの材料としてのポテンシャルが高いのではないか。ひっくり返したら既に屋根である。
ぼこぼことテクスチャーがあるのも良い。発泡スチロールの板でこれを再現しようとしたらかなりの手間である。
納豆パックって簡易ジオラマキットなのでは ……。しかもめちゃ安いし……!
このポテンシャルに気づいた日から、いつかジオラマを作ろうと思い、せっせと納豆を食べる日々が始まった。
〜1ヶ月後〜
さあ、何を作ろうか。
迷った時はダジャレにするのが1番安心なので、納豆の塔、「なっ塔」を作ることにした。
できたのがこちら。
これを使えば観光地風の写真も撮れるぞ。 旅行気分も味わえる、夏にぴったりの工作である。
作り方
納豆パックをカッターやハサミで切っていこう。
納豆パックのフタは平たいので、壁に使えそうだ。
発泡スチロールは普通の接着剤だと溶けるので、専用のものを使用。あまり匂いもなく、しっかりくっついた。色が透明なのも良い。
板パーツの下部分は、納豆パックの底にカッターで切れ目を入れて刺してみた。 これでどれくらいの強度になるのか分からないが、失敗してもまた納豆を食べれば材料が増えるという安心感がすごい。
たくさん作ったら墓地みたいになった。
このまましばらく乾かしていく。
色塗り
組み立てる前に、色を塗ったほうがいいだろう。
絵の具は弾いて塗れないのではと思ったが、なんの問題もなかった。でも、水分は少なめにした方が良いと思う。
水を弾く素材ではあるので、全然乾く気配がない。紙のように水分を吸ってくれないのだ。気長に待つしかない。
塗り終わったら、あとは慎重に組み立てるだけ!
今にも壊れそうな雰囲気を醸しつつも、接着剤の力でなんとか完成!!
納豆パックのポテンシャルのおかげで1日で完成した。ただ、エアコンの風で壊れそうなくらい繊細な作品に仕上がった。フィギュアのようにガラスの中に飾った方が良いかも。

