特集 2026年2月19日

買ったおでんを鍋に入れて持ち帰りたい

静岡おでんを入れた鍋は新生児

さぁ、ここからが本番だ。
静岡おでんが入った鍋を後部座席の足元に置き、いざ出発。

鍋はバスタオルを敷き詰めた買い物かごに入っているためそこまで大きくずれることはないはずだが、中身が崩れたりつゆがこぼれたりするのが心配で、あきらかに行きより安全運転になる。

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ちょっとした坂道でもドキドキする

スピードは法定速度ピッタリ、ブレーキは丁寧に、ガタガタした道はより慎重に走る。

途中パトカーと原付の警察2ヶ所の取り締まりに遭遇したが、静岡おでんを鍋で運んでいるわたしは誓って危険な運転はしていないと自信を持って通過できた。

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大丈夫だとわかっていても、鍋が気になり何度も後部座席を確認してしまう

道路の一部が凹んでいて車がガクン!となった瞬間があり、その時は車内にいた大人一同「あっ!!!」と声が出た。

もろいなにかを車で運び慎重になるこの状況、どこかで経験したことがある………そうだ、新生児だ。

出産して病院から家へ初めて赤ちゃんを連れて帰る時もそうだった。自動車教習のようなスピード、緩急のうまいブレーキ、ちょっとした揺れで気になる後部座席。あの時とまったく同じ状況である。

つまり、静岡おでんを入れた鍋は新生児なのだ。

そんな新生児を乗せたわたしたちの車は、安全運転を意識したり道を選んだりして、結局想定よりプラス10分の合計40分かけて家へ到着した。

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気疲れしております
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静岡おでんの運搬成功!

家に着いた鍋は、まだほんのり温かかった。
NEOPASA浜松を出発後15分くらいは熱々の状態が続いていたが、40分はさすがに時間がかかり過ぎてしまったようだ。新生児を乗せていたので仕方がないと割り切った。

心配していたつゆのこぼれはなく、ふたを開けて確認したところ具材の崩れもなさそうだ。

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家でこれだけの種類の静岡おでんを食べられると思うと、眺めているだけでハッピーになる
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プラカップで持ち帰っただし粉をかけていただきます
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再加熱しないで食べたが十分おいしく食べられた

大根やじゃがいもといった崩れやすそうな具材もきれいな状態を保ちつつ、しかし味もしっかり染みていて、天神屋の静岡おでんは持ち帰り需要にもこだわりを持って対応されていると感じた。 

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かたちはきれいなのに、口に入れるとほろほろっと崩れるおいしいじゃがいもだった

看板で見て気になった天神屋オリジナルのおでん種「富士の白雪」は、おもちのような生地に肉団子が包まれていて、想像を絶するうまさだった。あまりのうまさに写真を撮るのを忘れて一気に食べてしまったので、気になる人はぜひ天神屋に足を運んでほしい。

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既出写真のトリミングで申し訳ないですが、こちらが食べる前の富士の白雪です

12本買った静岡おでんはあっという間に腹に収まった。どれもはずれがなくそれぞれ特徴のあるおでん種ばかりで、勇気をもって鍋持参で買いに行ってよかった。

また、鍋で持ち帰ると食べたあとのゴミや洗いものも少なくとても楽だった。これは想定していなかったメリットで、体験したからこそ得た気づきだ。

静岡おでんを自宅の鍋持参で持ち帰る文化は、歩いて買いに行ける人など近距離住民が中心の文化なのかもしれない。

しかし、車の中で確認したように購入後15~20分程度は熱々の状態が続いていたし、なにより家で鍋いっぱいの静岡おでんが食べられるのがうれしく、総合的な評価はかなりポジティブだ。

次回静岡おでんを買いに行く際も今回と同じように鍋を持参し、自信を持って買って帰りたい。


サービスエリアは立派な日帰り旅行

NEOPASA浜松は、上下線とも一般道から専用駐車場のぷらっとパークを利用してアクセスが可能だ。遠くへ出かけなくても、サービスエリアに来ると旅行気分が味わえ、わくわくする。

ちなみに今回訪れたのは上りのNEOPASA浜松でYAMAHAの体験ブースがあったが、下りはローランドの電子楽器が演奏できるブースがあるそう。めちゃくちゃ楽しそうだし、下りも絶対行きたい。

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今写真を見返したら、ぷらっとパーク入り口の看板もホルンでした!

 

編集部からのみどころを読む

編集部からのみどころ
鈴木さんと安藤さんの手により、最近次々と静岡のローカルカルチャーが掘り起こされている当サイト。もはや「静岡おでんはこういうもので…」という前提は共有できているものとして話が進み始めました。
ところで鈴木さんと安藤さん、はからずも車派と原付派という乗り物の差でネタにも差が表れているようで面白いです。といいつつ安藤さんにはぜひ原付でおでんの鍋持ち帰りに挑んでほしい気もしますね。(石川)

ささやかなおまけ
記事に使わなかった写真

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