きゅうりの水分でスープをつくる、無水もりおか冷麺がおいしい

夏は冷麺がおいしい季節。
おなじみ戸田久の「もりおか冷麺」はコシの強い麺と、酸味あるスープが特徴的で、筆者は夏といわず年がら年中食べている。なんなら毎日冷麺でもいい。
もちろんそのまま茹でて食べるだけで完璧においしいのだが、最近見つけた面白い食べ方がある。
それが、きゅうりの水分だけでスープを作る「無水」冷麺だ。
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パッケージの写真にもある通り、定番の具材といえばゆで卵、焼豚、きゅうりなど。
きゅうりの栄養価が意外と高い(カロリーが低いだけで、きゅうり100gあたりカリウムは約200mg)ことを知ってから、山盛りのきゅうりスライスを添えて食べるのがマイブームとなっていたのだが、あるときスライスきゅうりにスープの素をかけ、10分ほど放置してしまった。
するとどうだろう。きゅうりはくたくたになり、辛酸っぱいスープの素に漬けられた、おいしい浅漬けができていたのだ。
そこから、「きゅうりから出た水分でスープを作る」方法を思いついた。どういうことか、実際に作ってご覧にいれよう。

キムチの素を全部入れる派の方は、味が濃くなりがちなため、きゅうりの量を増やすなどしてご調整いただきたい。


(いつもこの工程で、麺を茹でるのなら「無水」ではないじゃないかと思うのだが、よく考えたら無水カレーだってお米は水で炊いているのだ。)

ゆで卵を作るのが面倒なときは(面倒じゃないときはないのだが)、耐熱容器に水を張り、卵を割り入れ、黄身に箸で穴をあけておく。500wのレンジでおよそ1分30秒加熱すると、やや硬めのポーチドエッグができあがる。

ここに、通常通り茹でて冷水で洗った麺を入れ、他の具材を盛り付けたら完成。




戸田久のもりおか冷麺のファンの方は、よければ一度おためしいただきたい。
辛い漬物が好きな方にはきっと気に入っていただけるだろう。
(※戸田久のもりおか冷麺は、キムチの素も全て入れると1食あたりの食塩相当量が7.9gです。けっこうな量なので、食べ過ぎにはくれぐれもご注意ください。)
一見、チルド麺に見えますが常温品です。
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