「朝新聞を見て午後に面接」、スピーディすぎる大正の広告
まい:次は大正時代の就職活動にチャレンジします。
べつやく:レイアウトが見やすい!
月餅:絵が増えてる!

林:(文豪の)田山花袋が連載小説書いてるよ、すごいな
まい:ひたすら公爵の名前が書いてある謎のページありますね
林:外国行きの船の広告もいっぱいありますよ


月餅:どうしよう、海軍に応募しようかな
まい:勇ましすぎる
石川:大正時代の情報商材みたいなやつありますよ

べつやく:明治の方が選びやすかった気がするね
石川:ちょっと仕事が生々しいんですよね

石川:では僕から。副業の記者をやります
まい:副業の記者!?
石川:通学または本職のかたわらできるらしいです。月報50円まで。

まい:そんなバイト感覚の記者の仕事あったんですね
んちゅ:次、私はパッパを作ります!

べつやく:パッパってなんだろう?
んちゅ:「ハッカパイプ、お菓子にあらず」って書いてあります

月餅:次、私は新聞の広告外交員になります

月餅:これ応募条件が多いんですよね
まい:「第一に身体頑健」って書いてありますね
べつやく:この頃は健康かどうかが大事だったんだろうね
まい:続いて私は新聞社がやってる「女子ゲーム募集」に応募します

まい:心配なのがこれ求人じゃなくて部活の募集かもしれないんですよね
石川:普通にみんなでゲームをするだけかもしれない
まい:でも応募条件が「小学校卒」だから一応仕事だと思うんですよ

べつやく:私は少女給仕がやりたいんだけど、この募集かなりよくて......

べつやく:「開業予定につき募集」って書いてあるんだよね
橋田:楽なやつだ!
林:ドヤ顔できるやつだ
べつやく:大量採用だし受かりやすそうだよね
林:最後は僕ですね。僕は新聞の集金人になります

まい:珍しくいまもある仕事ですね
林:「午後本人来社」って書いてあるから行ってこようかなって
まい:朝の新聞に載せて、午後に面接に来てもらう式の募集なんだ
石川:いまより採用がスピーディですね
