側面が見えにくい理由
じゃあなぜ、このホテルは側面が見えにくいのだろうか。ホテルを斜めから見たらわかった。
このホテルはいびつな形をしているのだ。
このくびれが根本的な原因だ。このくびれのせいで、正面が張り出した形になり、側面が見えにくい。すると、「ななめから見ているのに側面が見えない」という違和感が生まれ、ペラペラ感に至る。
模型を使っていろんな角度から見てみよう
せっかくなのでこの違和感をもっと味わいたい。模型を作ってみた。
完成まで待っていると、妻に「ペーパークラフトで作ればすぐできるのに」と言われてしまい、ぐうの音も出なかった。
sequence MIYASHITA PARKの1/1000スケールモデルだ。本家の高さが75mなのに対し、この模型は7.5cmである。
回転台に乗せて撮影してみた。クリックすると一線を越える直前から再生します。
側面にくびれがあるせいで、例の面だけペラペラの時間があきらかに長い。
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ペラペラに見えるもうひとつの原因
さて、もうひとつの心当たりがある。それは、外壁の模様のせいだ。さきほどの模型が示す通り、模様が無くともある程度のペラペラ感はあるのだが、私は外壁の模様がよりいっそうのペラペラ感を醸し出していると感じる。
この模様、どこかに見覚えが無いだろうか?
……板チョコである。
つまり、このホテルは板チョコが想起されるのでペラペラに見えるのではないか?という説である。