短い記事
2021年12月17日
そうめんとそばを混ぜると、おもしろい

1年中乾麺を茹でて食べている。そうめんとそばのローテーションだ。
ふたつ同時に茹でてみたらおもしろかったので、そのあともちょくちょくやっている。
別においしいわけではない。まずくもない。ただ、おもしろいのだ。
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)
前の記事:無人の部屋のテレビに映ってるとなんでも泣ける
> 個人サイト webやぎの目
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)
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つくりかた
まず、そばを茹ではじめる。
だいたいそばは4~5分のものが多いので、2分経ったところでそうめんを入れる。



そば湯なのでおいしいのだが、そばちょこが持てないぐらいの熱さになる。3回ぐらい「熱っちい!」と叫んだ。いちどで憶えないのが我ながら人間らしい。

撮影用に皿に盛った。ふだんはボウルに入れたまま食べている。
刻み海苔はamazonの定期お届け便にしたらいきなり5袋届いて中止した。刻み海苔はサブスクにはまだ早かったようだ。
いただきます

食べてみると、そばを食べていると急にそうめんが現れる。食感が違う麺がにゅるっと現れるのがおもしろい。
でも麺つゆで同じ味になるのでするっと食べられる。
逆にそうめんのなかにそばが出てくるのもおもしろい。「僕」の集団の中に一人称が「わし」のキャラが現れたようだ。
でもやっぱり麺つゆに絡め取られて喉奥に消えてゆく。
おいしいとかまずいじゃなくて、おもしろいのだ。
これは自分のために作ったことしかなく(そもそも人に作ってあげるような料理?ではない)、人が食べてどういう感想を持つかは分からない。
でも、ひとりでしょっちゅう混ぜて食べている。無言で。
「おいしいから好き」といったわかりやすい感情ではない。なんとなくで無意識だ。ネコじゃなくてハトを見たときの感情に近い。
体験したい方は体験してみてほしい。注意点は特にない。
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