せっけんではない
シャボン玉こどもせっけんハミガキの外箱をあとで見返したら、側面に「石けんの味や香りはしません。」と説明書きがあった。
商品名にも「せっけん」と入っているし、せっけんに引っ張られる人が多くいるのだろうと察した。
ここからは子ども向けの歯磨き粉が登場。
まずはじめは、いつも2歳の娘が使っているミッキーの歯磨き粉。
試す前までは正直シロップ薬のような甘ったるい味かと思っていたが、いざ口に入れてみたら甘さに加えて酸っぱさも感じられた。想像とはだいぶ違う、さっぱりとした味で驚いた。
この甘酸っぱさはいちごというより…そう、木いちご!これからは木いちご味と呼ぼう。
ミントはまったく存在しない。
こちらは4歳の娘が使っている歯磨き粉。
同じいちご味のジェルなのに、2歳と4歳で好みが違って常時2種類用意している。
なにがそんなに違うのよ…
味はミッキーさんの歯磨き粉とまったく同じ、甘酸っぱい木いちご味。あまりにも同じなのでもしかして中身が一緒かと思ったが、ミッキーさんはサラサラとしたジェル、プリキュアは時間が経ってもへたらないねっとり系のジェルとテクスチャーが違った。
ものは違うけど、目隠しして味わった時どっちがどっちだと聞かれても答えられないくらい味は一緒だった。
娘たちよ、1種類に統一してくれ。
あのシャボン玉せっけんから歯磨き粉が出ていた。
シャボン玉せっけんでおなじみのシャボンちゃんも描かれていて、かたちは確実に歯磨き粉なのにせっけんじゃないかと一瞬錯覚した。
口に入れた第一声目の感想は「うまい!!!」だった。
歯ブラシに乗せてにおいをかいだ時はみかんは少し香る程度だったが、口に入れると一気にみかん味が広がった。
しかも人工的なみかんではなく、みかんの果汁を絞ったようなちゃんとしたみかんの味。毎年時期になると100%三ヶ日みかんでできた三ヶ日みかんジュースを飲むが、そのみかん味によく似ている。
歯磨き粉でここまでみかんを味わえるとは…最後の最後に、衝撃の歯磨き粉に出会った。
数日かけ、無事8種類すべてのテイスティングが終わった。連続して試すとそれぞれの味がわからなくなりそうだったので、朝・晩と歯を磨くタイミングで1種類ずつテイスティングを進めていたのだ。
厳正なる審査の結果、わたしの中での歯磨き粉おいしさランキングはこのようになった。
歯磨き粉を味基準で評価するのは初めてだったが、1つ1つ個性があって試していてとても楽しかった。
今後歯磨き粉選びに悩んだらこのランキングを元に迷わず選べるし、これに留まらず新たな歯磨き粉にもどんどんチャレンジしていきたい。
シャボン玉こどもせっけんハミガキの外箱をあとで見返したら、側面に「石けんの味や香りはしません。」と説明書きがあった。
商品名にも「せっけん」と入っているし、せっけんに引っ張られる人が多くいるのだろうと察した。
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