保谷ルート
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それにしてもこのバス、走っても走っても、練馬である。
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練馬にしては今日は空がやけに青いが、それでもはてしなく練馬である。
後ろの席に座った幼稚園生くらいの子どもが、一緒にいたおばあちゃんに「うんちんってなに?」と尋ねる。おばあちゃんが「乗り物に乗る時に払うお金のこと」と説明する。
わたしは関心した。
「うんちんってなに?うんちのこと?ウヒャヒャ!!」とか言わないんだ。
子どもに対する解像度が低いので、こういうことですぐに感心してしまう。
いや、もしかしたらうんちんの中にうんちが含まれていることに気付いてないのだろうか。だったら教えてあげたい。あのね、うんちんの中にはうんちがあるよ。
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後ろの席の子どもが、次はいなげや(スーパー)の話を始めた。子どももいなげやの話するんだ。模範的な西側の練馬区民だ。
いなげやは関東ローカルな上に、練馬西部辺りにやたらと多いだけで特にメジャーじゃないってこと、この子はいつ気づくんだろう。
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光が丘エリアに突入。途端に車窓から見える景色がCITYなムードに変わる。
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終点の練馬光が丘病院。
光が丘って幼稚園生の頃に住んでいたんだけど、引っ越してからは来ていないかも。約20年振りだ。
それにしても光が丘、街並みが教科書で見るニュータウンだ。
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デカいマンションが多い。道が広い。なんか全体的に整頓されている。
道行く人を眺めていると、老若男女がほぼ均等であることに気付く。まちづくり構想のイメージイラストみたい。
北町ルート
再びさっきの病院前のバス停に戻る。北町ルートの起点もこの停留所なのだ。
練馬の左側に馴染みのあるわたしは、光が丘や東武東上線エリアの練馬にはあまり詳しくない。
でもきっとそのあたりに住む人の多くも、保谷駅や武蔵関駅が練馬なのか西東京なのかわかっていないと思う。お互い様だと助かる。


