短い記事 2021年7月7日

つぶした豆腐のレンチンでカレーに乗ってるあれ「パパド」ができた

近年糖質オフのおやつのレシピがそこかしこにあふれている。

たまたま見かけた豆腐のスナックが「パパド」に近く、ということは、豆腐でもパパドができるんじゃないか? と思ったので試してみたい。

※パパドがわからない人へ。
カレー屋さんに行くとたまにおせんべいみたいなのが乗っていることがありませんか?アレのことです。

1993年東京都生まれ。与太郎という柴犬と生きている普通の会社員。お昼休み時間に事務員さんがDPZを見ているのを目にしてしまい、身元がバレないかハラハラしている。

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真ん中のポテチみたいなやつ。パーパドと表記することも。10年前くらいの小栗旬が言いそうである。

調べるとレンズ豆やひよこ豆などの粉と油を混ぜて作るらしい。作り方を調べても生地を用意したうえでの焼き方とか、揚げ方ばかり出てくる。

どうにかして生地は各自用意するように、ということらしい。

本物のパパドはアマゾンや運がいいとカルディで買えることもあるようだ。

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比較のために買ったパパドがこちら。アマゾンで1袋870円。
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このパパドはウラド豆を使っているようだ。香辛料を入れてもおいしいらしく、これはアサフェティーダ(北アフリカのスパイス。インドで「ヒング」と呼ばれているやつ)とコショウが入っている。

これを目指して早速作っていく。

先日みつけた豆腐スナックに近いレシピを探したところ「豆腐チップス」というものがあることを知った。豆腐を切ったり、つぶして平らにならしたりしてレンジにかけて作るらしい。今回はつぶす方法でやってみよう。

材料は豆腐、好きな調味料のみ。シンプル!
豆腐は木綿でも絹でもどちらでもいいが、後者の場合は水を切っておくと楽です。

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まずは豆腐をボウルに入れて…
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つぶします。
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いい感じに混ぜる。なめらかにしたい人は裏ごししたりブレンダーを使ってね。

これで生地が完成である。
味付けをしたい場合はこの段階で混ぜておく。

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キッチンペーパーにうすく伸ばす。今回は塩、コショウ、クミン、パプリカをそれぞれ混ぜた。

あとはキッチンペーパーごとレンジでチンするだけ。簡単!
加熱時間は600Wで10分弱。途中で位置を変えたりひっくり返したりした。失敗がこわいので。

レンジから出した段階だとまだ柔らかいのでしばし冷ます。
クッキーやケーキなどもこの冷ます時間が惜しいなといつも思う。
でもこれは薄いので2~3分でOK。ほんのちょっとの我慢だ。

出来上がったのがこちら。

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ぽつぽつ穴が開いている。あと結構ちぢむ。
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パパド(左)と並べてみる。三等親といわれたら違和感なく受け入れる程度には似ている。

ほぼパパドだ!

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プレーンを犬と分けて実食。
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ちゃんとおいしい!

パリパリとしていておいしい。
パパドと比べると、口の中に繊維っぽいのが残る感じがある気がする。
また、もちろん味は大豆。比較用に買ったウラド豆のパパドとは風味は違う。
しかし家で簡単に作れてこのクオリティと考えるとかなりアリだ。

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テイクアウトしたエリックサウスのカレーに添えてみる。
家のごはんにちょっとした食感のいろどりがプラスされて楽しい。

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袋に入れて何日かに分けて食べる。1パック(150g)のもので4~5枚作れる。
味付けなしならわんこも食べられる。やったね。
是非一度ご賞味あれ。

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