クローブ
クローブと言えば小室哲哉。そりゃグローブ。僕は昔、グローブって野球の応援歌とか歌ってるのかと思ってました。ウソ。
このクローブもまた6年前に賞味期限を過ぎている。梅干しのような酸味を感じる匂いなのだが、これは古いせいか、それともクローブ本来の匂いなのか。
着火。煙が濃い。煙の量で言ったらトップ。クローブの匂いそのもの。表現が難しいが、ドライな甘みに爽やかな甘みがあるというか。こう書くと良い匂いのようだが、どちらかと言えば、くさい。
うむ、大体予想通りのひどさだ。
ガラムマサラ
インドにはカレー粉がない。山岡士郎がそう言ったのは衝撃的だった。じゃあインド人はどうしてる!ガラムマサラを使ってる!それがインド人にとってのカレー粉なんじゃないか、と思った。
内容的には、こしょう、コリアンダー、赤唐辛子、カルダモンなどなんだもん。韻を踏んでみたかっただけなんだもん。
着火。匂いの系統としてはクミンに近い、プラスチックゴミを燃やす系+スパイス系。ここまでアロマテラピー効果なし。むしろ気分悪くなってきた。どうしたもんか。
チリパウダー
原材料を見ると唐辛子、食塩、クミンと書かれていて当然のように賞味期限も切れまくっている。6年前に。当時生まれた子供は、今では6才、小学校に通う年齢だ。時の流れのなんと早い事よ。
着 火。一瞬しか火が付かない。なぜか油っぽい美味しそうな匂いがする。エスニカンとかカラムーチョとか、辛い系ポテトチップの匂いがして美味そう。一瞬で消えてしまうのが惜しいが、きっとその名残惜しさが良い匂いに感じられる原因であり、よくよく嗅げば気分の悪さは他と大体変わらないことに気づく。
体調悪い。続きは後編、で終わらせて貰っていいいですか?
ターメリック
名前がウンコに似ている事で有名なウコンだが、燃やすとウンコの匂いがする。となったら面白いのだが、もちろんそんなミラクルは起こらない。
着火。これまた火が付かない。色的には本物のお香にもっとも近いものの、火が付かなければどうしようもない。匂いとしてはチリパウダーの煙を薄くした感じ。たぶん。もう、鼻がおかしくなってるのかも知れない。
かも知れない、じゃない。間違いなくおかしくなっている。鼻も頭も。
こうやってダメだった結果を書き連ねるのが心苦しいので、最後におまけをちょっとだけ付け加えました。なのでそのおまけのために3ページ目も読んでいただけると大変にうれしく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。