ギャルの木にする
だいたい要領がつかめたので、枝についている目を全部盛ろう。用意した枝の長さは1mほどで、合計9つの目がついている。なぞなぞみたいな文だな。
黙々と作業を続けていると不安になってきた。なんでこんなことしてるんだっけ。べつに悪ふざけをしたかった訳じゃないけれど、結果として趣味のわるいことをしている気がする。先のことをあんまり考えないほうだ。
どうだろうか。
僕としてはどうもこうもなく、見慣れてしまったせいか別に怖いとも思わないし、かと言って代わりに別の感情が湧いてくるわけでもない。
困った。昼休みに中庭のステージで演奏している軽音楽部の音楽くらいどうでもいいぞ。
ヒノキの板でもやっておこう
これはお役立ち情報なのだが、化粧道具を揃えたダイソーには小さなヒノキの板が置いてあった。
目のような節も残っているので化粧をするにはちょうどいい。木の枝を用意するのが大変な場合はこちらをメーキャップしてもいいだろう。
自然の木目と節が生きている。これが本当のナチュラルメイクってね。
それと、この目にカラコン乗せたらどう盛れるか気になって眠れない人もいることでしょう。そんな読者諸兄姉の健やかなる睡眠生活のために、一応やっておきました。
それでは、いい夜をお過ごしください。
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