まずは薄さ自慢を
MacBook AirのテレビCMはご存知だろうか? 書類入れの中に入ったMacBook Airを取出してみせる、あのCMだ。書類入れに入ってしまうほどの薄さ、本当だろうか。実際に僕のMacBook Airで試してみた。
![0001_photos_v2_x2.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/2816/7948/7857/0001_photos_v2_x2.jpg)
![0001_2_photos_v2_x2.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/2816/7948/7860/0001_2_photos_v2_x2.jpg)
![0002_photos_v2_x2.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/3316/7948/7862/0002_photos_v2_x2.jpg)
CMは本当だった。A4サイズの書類入れの中にすっぽり入る。本当に薄い。しかし、上の写真のように片手で持つとちょっとプルプルくる。いくら薄くても重さは1キロ以上あるのだ。仕方ない。だからと言ってMacBook Airを買った事を後悔なんてしていない。両手で持つようにすれば何の問題もないのだ。
そして、わざわざ写真を3枚も使った事には意味がある。ただ自慢がしたかった訳ではない。今回自作するケースをCMと同じように書類入れ型にしたいのだ。そのまま書類入れを専用ケースとして使ってもいいのだが、素材が紙なのでケースとしては不安である。もっと強度のある生地で書類入れを作り、それをMacBook Airの専用ケースとしたい。
生地を求めてユザワヤへ
紙の代わりに使う生地として、僕は「革」を選んだ。理由は、お洒落だからだ。革製の書類入れなんてハイカラな感じがするし、その中にMacBook Airが入っていたら相当ヤバイ。この場合の「ヤバイ」はいい意味でのヤバイなので、早く作らないといけない。
はやる気持ちに任せて、ユザワヤへ向かった。生地と言えばユザワヤさんだ。
革の厚さと色を吟味しつつ、書類入れっぽいものを選ぶ。
![0003_photos_v2_x2.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/6316/7948/7868/0003_photos_v2_x2.jpg)
![0004_photos_v2_x2.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/9116/7948/7871/0004_photos_v2_x2.jpg)
書類入れを作るのに十分なサイズの革を揃えるには、端切れロールが2本ほど必要なようであった。2本で12000円。高い。一瞬、革をやめて布にしようかとも思ったが、大事なMacBook Airを守るためである。革を買う事にした。
端切れ2本、12000円分の革を持ち帰り、事務所で作業に入る。
まずはイラストレーターで型紙のデータを作って出力。出力された型紙を革に乗せ、その通りに革を裁断していく。
![0005_photos_v2_x2.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/6416/7948/7874/0005_photos_v2_x2.jpg)
![0006_photos_v2_x2.jpg](https://dailyportalz.jp/application/files/thumbnails/width640/2216/7948/7877/0006_photos_v2_x2.jpg)
ユザワヤのレザークラフトコーナーには革加工用の道具が色々売られていた。もしかしたらそのような道具を使うべきなのかもしれない。でも、僕は普通のカッターとハサミを使用した。革の端切れロールで12000円もしたのだ。道具を揃える予算はない。