デジタルリマスター 2023年4月5日

MacBook Airのケースを自作する(デジタルリマスター)

こだわりたい部分

革製の書類入れを作るにあたり最もこだわりたいのが、あの丸いボタンの部分である。丸いボタン2つをヒモでくるくるしばる、あの部分だ。詳しい名称は分からないが、あの部分をキチンと作らないと書類入れっぽくならない。

ユザワヤのボタン売り場で、書類入れのくるくるする部分を探した。が、どの店員さんに聞いてもそういうボタンはないと言われてしまった。

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丸いボタン

検討の結果、実際の書類入れのくるくる部分を使う事にした。書類入れに固定されていた留め具をはずし、それを使う。

コンパスの針を使って革に穴を開け、そこに書類入れのくるくるを埋め込んだ。

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コンパスの針で穴を開け
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革に埋め込む

くるくる部分へのこだわりはまだ続く。革の裏面に留め具が出てしまうので、そこをカバーしないといけないのだ。

ユザワヤで購入しておいた赤い革を丸く切り取り、留め具の上からボンドで貼り付けた。

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赤い革を丸く切って
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留め具をカバー

これで各パーツの準備は整った。あとはミシンで縫い付けるだけである。

しかし、革をミシンで縫い付けるのは難しそうだ。ユザワヤの人もそう言っていた。業務用のミシンでないと厳しいかもしれないと心配された。

どうしよう?

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ミシンは私が

悩む僕を見て弊社スタッフの小川が名乗りをあげた。「私、裁縫、得意ですから」と、家からミシンを持ってきてくれた。

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革ぐらいなんて事ありませんから
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私、縫いますから

裁縫が得意、は伊達じゃなかった。小川は針の速度を微妙に調整しながら、革を縫い付けてくれた。僕が革を切り小川が縫い付ける。社内制手工業の結晶が、ついに出来上がった。

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MacBook Air専用ケース(革製)、オープン価格

イメージ通りの革製書類ケースである。
早速、MacBook Airを中に入れてみよう。

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このケースの中に
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MacBook Airが
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入ってるんです

また写真を3枚使ってしまった。
それくらい嬉しかったのだ。

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書類じゃないよ、MacBook Airだよ

実際の使い心地も相当なものである。商品化を見据えてもいいのではないか。社内制手工業の体制について考える今日この頃である。

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