デジタルリマスター 2024年3月20日

山登りの第一歩は“日本一低い山”から始めたい(デジタルリマスター)

登山道をゆく

白鳥神社にとりあえず分け入ってみよう。

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広大な入り口。山は未だ現れず。
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犬と散歩中のお爺さんが、1分くらい深々と頭を下げていた。犬はその間ウロウロしていた。
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門を入ってすぐ「御山」の文字を発見。正直ほっとした。本当にあった…。

「登山証明書」窓口を発見。ここでやっと本来の目的を思い出す。登るぞー!でもその前に祈願だ。
祈願を終えたら、家にあった精一杯山っぽい服を着て、出発である。

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無事登れますように。遭難しませんように。
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山ガール・・・は無理がある。じゃもう「ヤマさん」で(露口茂)。
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平らな松原が広がっていました。

山ダウンと山レギンス、山スカートと山レッグウォーマー、山靴を着けたはいいが、11月の四国はけっこう暖かい、頭がボーとなる。それでもこの広大な松原の先にあると思われる、まだ見ぬ秀峰を思い描けば、(主に暑さから来る)疲れも吹き飛ぶというもの。元気出して登ろう!

・・・私はもう登っているのか?いないのか?もうここは山なのか?それともまだ奥に起伏があるのか?その辺がまったくわからない。なぜなら、傾斜というものをほとんど感じないからだ。

山・・・かい?山・・・だよね?といぶかしみつつの登山も珍しい。山の頂上はどこ?というそれ以前の問題として「山登りとして来ているここは、一体、山なのか?」という、まるで禅問答のような、哲学的な思索にふけりながら登ることになるのだ。

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その松原の先には、けっこうな交通量。
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いぶかしみ中。今思えば、「???」な登山も楽しかった。

そして唐突にそれは現れた。山頂への道しるべである。

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ここまで傾斜は未確認。
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右へ矢印の伸びる道しるべ、その先には…やっぱり松原。

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