■あげ玉は全ての食べ物を美味しくする!と思う
お茶漬けにあげ玉を掛けると美味い。茶漬け汁にひたってふやけてる部分はもちろん、まだふやけてないカリカリあげ玉も美味い。サッパリ風味のお茶漬けに油臭さが良いアクセントとなるわけだ。
納豆にあげ玉を混ぜても美味い。あげ玉は納豆に3つの美味しさを与えてくれる。まずは食感、次に油の風味、そしてボリューム。納豆とあげ玉の出会いは素晴らしいシナジーを生み出す。
他にももちろん、そばやうどん、ご飯にかけても美味しい揚げ玉だが、今回は色んな味のあげ玉を作ってみたいと思う。あげ玉の更なる可能性を開くのだ!
なんて、大風呂敷広げちゃっていいのかわかんないけど続けます。まずは基本、プレーンなあげ玉を作って味わってみようか。
■あげ玉の作り方その1 生地作り
失敗部分はすっ飛ばして、最初から正解の生地レシピを書いてしまいましょう(こんな記事でもある程度の試行錯誤があったわけです)。
強力粉・・・1/4カップ
コツのいらない天ぷら粉・・・1/4カップ
要するに、強力粉とコツいら粉を半々に混ぜると良い。コツいら粉だけだとカリカリ過ぎるし、小麦粉だけだとふっくらしちゃうんですな。薄力粉だと割りとドーナツっぽくなりがち。
粉をボールに入れたら水を入れて混ぜるだけ。結構ゆるゆるに作るとあげ玉を作りやすいと思う。生地が硬すぎると揚げてる時に爆発して怖いし危ないので注意。
僕は火傷したさ。
■あげ玉の作り方その2 揚げる
油の温度は大体適当。生地を油に落として、一旦沈んだ後すぐ油面に上がってくるくらいが良いかな。混ぜる時に使った泡立て器に生地を絡めて油に落とすと良い具合にあげ玉が作れるのでおすすめ。
揚げてる時に生地の周りに泡が出るんだけど、その泡があまり出なくなったら油からあげると良いでしょう。それが水分が飛んだ証拠。
油からあげたら新聞紙とかキッチンペーパーの上で油を切って出来上がり。あげ玉だけで食べてみましょうか。
■天ぷらは塩ですか?あげ玉も塩です
プレーンあげ玉、コレは断然塩が美味い。あげ玉を指でつまんで塩を付けて食べるとだ。これが意外なほどに美味いのだ。あげ玉って天ぷらだ。小麦粉の天ぷら。
なるほど。揚げたてのあげ玉をじっくり食べたことは無かったが、これで十分に美味い。油が良かったのか(キャノーラ油)、生地が良かったのか。腕は、関係ないな。まぁ、炭水化物と油だし、成功は約束されてたようなもんか。
では、この美味しいあげ玉を更に研究して美味しくして行きたい。どうするかって、色々混ぜて変わりあげ玉を作るのさ。
■要は、あげ玉の生地に色々混ぜて変わりあげ玉を作るって話
今回作ってみたい変わりあげ玉は4種類。
小エビ、ゴマ、切りいか、青のり。
なんだかお好み焼きの材料みたいですな。それぞれを細かくして生地に混ぜてあげ玉を作ってみます。あと、ついでにあげ玉スイーツなんてのも作ってみたよ。
■まずはエビあげ玉
100円ショップで買った小エビ。桜エビじゃなくて小エビって書いてあるけど、まぁ、この手の小エビってのは大体動物プランクトンっていうか、オキアミだよね。でも匂いも味も結構エビっぽいから許す。100円だし。
そんな小エビを細かくしてあげ玉の生地に混ぜて揚げるとだ、揚げてる時点で良い匂いなんだ、これが。
あ、天ぷら屋さんの匂い・・・。
その出来上がりが、下の写真だ。
■小エビあげ玉の味は?
匂いからして美味そうだが。
!!!
美味い。もの凄いエビ。エビの香りとうま味と甘味の勝利。いや、コレ、ホントに居酒屋メニューにしたら良いと思う。やめられない、止まらない。これは特許を取った方がいいだろうか。これで材料費は大体3円くらいかな。5円チョコより断然満足度高い。
気をよくしたので調子に乗ってどんどん作っていこう。次のページでもあげ玉を作るよ。