特集 2020年12月23日

○○風に振り返ろう2020年

こんな感じでハードモードだった2020年を振り返りましょう!

特に誰からも頼まれていないけれど、自主的に毎年恒例にしている時事ネタ振り返り企画。

今年は新型コロナウイルス感染症のインパクトがデカ過ぎて脳内がいっぱいになってしまい、他にどんなニュースがあったのかまったく思い出せなかったんですが、調べてみたらそこそこ色んなことがありました!

1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。
犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー)

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ナニワ金融道風「10万円給付金の罠」

新型コロナ関係のニュースで数少ない明るい話題(?)だった、ひとり10万円の「特別定額給付金」。世の中全体が不景気になっている中、メチャクチャありがたかったですが、なかなか入金されないなど申請周りのゴタゴタもありました。

中でも〝罠〟として話題となったのが、申請書に書かれていた「受給を希望しない」というチェック項目。わざわざ申請の紙を郵送で送っているのに「希望しない」選択をする人、いるか!?

間違えてチェックを入れてしまってお金をもらえなかった人はいるのか? 後から訂正は効くのか? 人ごとながら心配になってしまいます。

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サザエさん風「サイコロステーキ先輩」

緊急事態宣言や自粛期間などで半死状態になっていた映画館に希望を与えてくれた映画『鬼滅の刃・無限列車編』の特大ヒット。昨年末頃から「来てるなー」とは思っていましたが、まさかここまで跳ねるとは……。

「サイコロステーキ先輩」がどの程度通じるネタなのか分かりませんが、ここまでのヒットを記録した作品、知らない方が悪いので各自検索してください。

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グレーターデーモン風「グレーター東京」

さらに分かりづらい元ネタ……。『ウィザードリィ』っていうゲームに出てくるモンスターね。

小池都知事はよく分からない雰囲気だけの横文字ワードを多用しがちですが、その中でも未だに何なのかまったく分からないのがこの「グレーター東京」。

確か都知事選の頃に言ってたと思うんですけど……。おそらく「東京をグレートな街にするぞ!」的な話なんだと思われます。

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東京ラブストーリー風「東京茨城国際空港」

なんだこりゃネーミング・オブ・ザ・イヤー。

茨城空港の海外向け愛称として提言されたのが「東京北空港」だの「東京メトロポリタン茨城空港」だの「東京茨城国際空港」だのというネーミング。確かに千葉や埼玉などにも「東京」ネーミングはあるものの、「茨城まで東京にしちゃっていいの!?」と全国の人たちを困惑させました。

……とはいえ、北海道に「東京農業大学」のキャンパスがあることを考えれば、茨城くらいまだまだ全然東京という感じもしますが。

結局、各所から叩かれた結果、愛称は「Ibaraki International Airport(茨城国際空港)」になる予定みたいです。

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サザエさん風「多目的トイレ」

まあ、これはね……。

今年も色んな人の不倫騒動が報じられましたが、もっともインパクトが強かったのが、アンジャッシュ・渡部さんの多目的トイレ不倫。いくら多目的っつっても、その目的は想定外!

「ゲス不倫」とか「アパ不倫」「4WD不倫」など、キャッチフレーズがつけやすいシチュエーションで不倫をしちゃうと人々の記憶にガッツリ刻まれてしまうので、やるなら無味無臭な不倫にしておくことが重要そうです!?

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名作アニメ風「河井夫妻」

色々とヤバイ話がポコポコ出てきている河井克行・案里議員の公職選挙法違反事件。その中でも特にいたたまれない気持ちにさせられたのがこの話題。LINE上でお互いに「あらいぐま」「アンジー」と呼び合っていたとか……。

克行議員の「あらいぐま」は確かにそんな雰囲気がありますが、案里議員の「アンジー」は女優のアンジェリーナ・ジョリーに似ている(と思っている)からだとか。……似てるか!?

悪いことをしたとはいえ、クローズドの場で使っていた呼び名を全国的にさらされてしまうというのは、さすがに気の毒になります。

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ナニワ金融道風「イソジン」

今年、何かと悪目立ちしていた吉村府知事。あの、イソジン会見はホントに何だったんでしょうか……。

そして、あまりの気持ち悪さとインパクトでインターネットのおもちゃと化した大阪万博のロゴマーク。ある意味、アピール大成功とも言えますけど、早くも懐かしい感じが漂ってしまっているので、2025年の本番時には『100日後に死ぬワニ』級に飽きられちゃってるだろうなーと。

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ゼビウス風「新しいナスカの地上絵」

こんなバカデカい物がよく今まで発見されないままでいたなという案件。

有名な「ハチドリ」や「コンドル」などの地上絵と比べると、明らかに画力の低い「ネコ」(?)の地上絵。でも、これはこれでかわいくていいですよね。

どうやら他の多くの地上絵よりも数百年くらい前に描かれたものだそうで。ナスカの人たちは数百年かけて画力を向上させたんでしょうか!?


来年こそはオリンピック……があるのかな!?

2019年の振り返り企画の時は「来年はオリンピック関連で面白ニュース豊作だなぁ〜」なんて書いていましたが、まさか延期になるとは……。

来年こそはコロナ禍も過ぎ去って、愉快なネタがいっぱいになると嬉しいものの、果たしてどうなることやら。オリンピック、マジでやるんですかね!?

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