デジタルリマスター 2023年12月1日

栓抜きのある列車を探す小さな旅(デジタルリマスター)

今日、ロマンスカーで(栓を!)

ちょっとまて、これは乗ってきた車両より新しげではないか?

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サンバイザーに似てる。季節感のないキャプションですみません。

と思って側面を見ると、確かに10000形のようだ。しかし、これが、栓抜きの付いてる車両だって言うのかい?

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今後は形式や番号をチェックする癖が付くかもしれない。
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おいおい、乗ってきたLSEとテーブルが似ているぜ?
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こう、テーブルを広げても、何もありはしないんだろう?(陰にちらっと見えてるが)
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それはもうわかっているのさ。
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それも先刻承知なのさ。

と、テーブルを上げきったそのとき!

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あ!
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せ・ん・ぬ・き!しかも2つ!これは景気のいいことで!

あ、そーれ、栓を抜こう!栓を抜こう!

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自分撮りの手が夜の箱根に反射してキレイ…あ、そーれそーれ。
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夜の車内。栓を抜いてもひとり。

2回ほど片手でトライするも開かず、結局3回目で、カメラ固定して両手を使いようやく開いたのだった。使い慣れない車内栓抜き、これからも慣れる日は来ないのだろう。


缶でなくてビンだと楽しいのか、と聞かれるとよくわからない。が、ビンの重みが非日常感を増すというのは想像いただけると思う。重み、それは贅沢の一部。

調べると、飲料缶の蓋が現在の形に近いプルトップ型、つまり缶切り類を使わず手で開けられるものが70年代に普及。一方で、今回栓抜きのあった西武4000系は1988年、HiSEは1987年にできている。ビンから缶へはかなり移行していたはずだが、車内で王冠をこじる需要はまだあったということなのか。

でも今後作られる車両には栓抜きは装備されないだろう。確実に消えゆく栓抜きが、秩父に、箱根に行き来している。全国にも点在している。見かけることがあったら、急いで酒屋でビンビールを買って、車内でこじってみないか。

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「栓抜きあったー……」心からの安堵を再現。取材が成り立ったのだから!

備考:後日小田急に聞いてみたところ、どの時間にHiSEが来るかはランダムだそうです。当日ならわかるとのことでした。

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