特集 2021年4月11日

長いマウス(デジタルリマスター)

遠いパソコン

子供のころ、テレビを見るときは1メートル離れるようにと言われた。

しかしどうだ今は。パソコンのモニターに顔を近づける毎日である。いま測ったら顔からモニターまで40センチしか離れていなかった。これでは目が悪くなって当然だ。

なんでこんなに近づかなければならないのか。マウスのケーブルが短いからだ。

2005年9月に掲載された記事の写真画像を大きくして再編集のうえ再掲載しました。

1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)

前の記事:腕を振ると伸びる

> 個人サイト webやぎの目

リモートソリティアに挑戦

5メートルの延長用USBケーブルを3本買ってきてマウスにつなげた。マウス自体のケーブルが1メートルなので合計16メートルのマウスができた。

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それでも十分だよ。

USBケーブルは規格上5メートルまでしか延長できないのだが、延長用ケーブル(リピーターケーブル)やハブを使うと25メートルまで延長できる、らしい。

25メートルにしてもいいのだが、これ以上 自宅のケーブルが増えるのは避けたいので15メートルにおさえた(自宅のケーブルについての記事)。

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「どれどれ、ソリティアでもやるかな」

マウスカーソルはちゃんと動く。カーソルの動きがややたどたどしいのは信号が減衰しているからか、地べたで操作しているからか。

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「むずかしいなー、ソリティア」
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パソコンから側からの視点

あんなにやりこんだソリティアが難しく感じる。カードをクリックするのもままならない。関係ないところをクリックしてしまい、なにかの警告ウインドウが出ているのだが、それが読めない。なにか大事なファイルを消してないだろうか。

ソリティアなのに意外な緊張感がある。

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あと犬がじゃまだ
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川の向こうのパソコンを操作

16メートルは意外に長い。近所の都市河川だったら余裕でまたげる。

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この直後、ケーブルの連結部が切れてUSBコネクタがドブ川につかる(大あわてで引き上げたので写真ないです)。
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誰か持って行ってしまわないか心配

向こう岸のモニターで確かにカーソルが動いている。ITは彼岸に届く。

マウスが動くだけで面白いなんて、パソコンにはじめてふれたときのような新鮮な感覚だ。ちなみにソリティアを起動しようとしたが、なぜかヤフーメッセンジャーが起動していた。

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左手のケーブルさばきも重要。

ITフィットネス

マウスもキーボードもプリンターもモニターもぜんぶケーブルを長くして、タコのように広げて置いたらかっこいいんじゃないか。体育館のような広いところで走りながら操作するのだ。

汗だくになって、ぐるナビのクーポンとか印刷するのだ。

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ベランダの外から自室のパソコンを操作するのだ。

(ここで15年の月日が経ちます)

2021年から追記)
 
マウスを長くするだけというシンプルな記事でした。文中に登場する「Yahooメッセンジャー」「ぐるなびのクーポンを印刷」というワードに時代を感じますね。
 
まとめで「体育館のような広いところで走りながら操作するのだ。」と書いてありますが、2019年に台車をマウスにして走りながら操作する夢は実現しています。
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台車をマウスにするとソリティアで汗だく

しかもまたソリティアをやっています。
つまり、僕の2000年代は変わったマウスでソリティアをやっていた時代ということになります。
人間将棋のようにカード1枚がひとりの人間になってる人間ソリティアをやるのが最終的な目標です。

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