ちなみにこの記事を最初に発表してから1ヶ月後に 、もっと長い筒型の押ボタンを発見しました。
探してみるもんですね。

「信号 長い」と聞くと、大抵はイヤ~な印象を受けるかもしれません。
ですが僕の場合は、逆にワクワクしてしまいます。
コレを想像するからです。

歩行者用信号機に設置されている押ボタン。
しかし長い!
電柱と横断歩道が離れているため、伸ばさざるを得なかったのでしょうが、改めて見るとその辻褄合わせ感が面白くもあり、改造機感が格好良くもあり、妙に心をくすぐられました。
長い押ボタンがあると知ったその日から、僕はそれを「ロング押ボタン」と呼び、たびたび写真に収めてきました。
地域は大阪のみで、しかもまだまだ収集し足りてるとは言えない状態ですが、こういう物があると広めたいので一度ここにまとめたいと思います。

長さは短めですが、押ボタン箱の方に標示板がくっついているのが特徴的。

角度を変えるとこんな感じです。

これも短めで標示板付き。
京橋のより電柱との接続部がしっかりしてる気がします。

正面はこう。

まあまあの長さ。

道路の中州に設置されていて、自転車のチェーンがかけられていました。

その奥にあった、短めのロング押ボタン。
「短めのロング」という矛盾が堪らないですね。

長さより気になる箇所が多い、個性派な逸品です。

まず、箱が見たことのない形をしています。
そして電柱に這わせるように設置するため、箱が斜めに付いているのも珍しいです。

有名なロング押ボタンで、とても長いです。

アームが箱の下方に付いているのも特徴的です。

これだけ長いのはなかなか出会えないので、ラッキーでした。

坂の途中の、神社へ向かう横断歩道に設置されていました。

長さはまあまあですが、なんとダブル!
ダブルは珍しいです。

しかも押ボタンが交通弱者用と視覚障害者用の2種類なのもポイント高いですね。

そしてこちらはダブル界のスーパースター。

橋が歩行者用と二輪車用で分かれているため、こんな作りに。
もはや芸術の域ですね。

ここも有名なスポットの一つ。
一見すると箱が見当たりませんが……

こうなってます。
小学校の壁をくり抜いて設置するという、他に類を見ない特殊さ。
標示板もしっかり貼ってあるのがニクいですね。

淀川沿いの横断歩道に設置されている、圧倒的に個性的なアーム。

川沿いと道路の間という、限られた立地が生んだ見事な造形。
目の当たりにした時の感動は一入でした。
――以上、押ボタン箱のロング押ボタンでした。
次は大阪だけに設置されている、「筒型の押ボタン」のロングを紹介したいと思います。
まずは通常の筒型を。
こんな感じです。

それがロングだとこうなります。

いいですね~。
ただ、箱のアームに比べてそんなにバリエーションが無いので、サクッと紹介していきます。

そこそこの長さ。
2本のアームは均等に取り付けられてて、割とスタンダードです。

これも長さはそこそこですが、更にもう一つ押ボタン箱が設置されてて面白いです。

これはアームが上に偏っているタイプ。
あとは本体の底から伸びる線が電柱に埋め込まれているタイプでもあります。

汚い!

アームが上下の端まで広がっているタイプ。
日本橋にほど近いですが、こちらは割と綺麗なのが不思議です。

アームに仕切りが付いているタイプ。
底の線がアームの中を通っているものは、あまり見たことがない気がします。

こちらも仕切り付きで、しかも箱付き。
ちょっと筒に角度が付いているのもいいですね。

最後は見つけた中で一番長いのを。
発見した時はかなり興奮しました。
これより長い押ボタンを見つけるのが、ここ最近の目標となっています。
皆様も信号待ちなどの際、ちょっと気にしてみてはいかがでしょうか。
ちなみにこの記事を最初に発表してから1ヶ月後に 、もっと長い筒型の押ボタンを発見しました。
探してみるもんですね。

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