かっこいいとされる着こなし
学校でも会社でも半径10mのかっこよさがあります。
バレエの王子様かっていう位ピタピタな白パンはどうなんだろうかといつも思います。
プロ野球でもピタピタユニフォームの選手がいます(特にパ・リーグのピッチャー)。そういう流れがあったんですね。
当時の写真もありますが、現在では何らかの法律に引っかかりそうなレベルなので送らずにおきます。
90年代はそうだったと思います。「バタアシ金魚」(映画もマンガも)は全編そういう水着ですよね。
あと、ハンドルネームが深夜ラジオっぽくて最高です。
近隣の中学からも一目置かれていた様に記憶しています。
時代を先取りしていました。
でも2~3か月くらいのブームでした。
2~3ヶ月で終わるところが局所的すぎて愛おしい。
作業着のかっこよさ
現場に出るお仕事の人からもかっこよさいただきました。
このヘルメットに様々な客先・現場に入る時の安全講習受講済みステッカーがベタベタ貼ってあると、歴戦の勇士の様で格好が良いとされております。
逆に真っさらなヘルメットはド素人の様で恥ずかしく、耐用年数がきてヘルメットを交換されると恥ずかしいモノです^_^
ギターケースにライブハウスのパス、パソコンにステッカー、トランクにセキュリティチェック済のシール、ステッカーはかっこよさですね。
事務の女性社員の中で、勤続年数の長い、選ばれた人達だけが代々受け継がれるドカジャンを制服の上に着ていました。
このドカジャンは現場に出る男性社員に過去配られていたもののようです。
会社を辞める女性社員が可愛がっていた後輩に譲るという伝統があり、仕事の出来る方達が着ていたイメージで、憧れの存在でした。
私が辞めたしばらく後に合理化の一環で女子の制服も無くなったと聞いたので、ドカジャン文化も一緒に無くなったのだと思います。
伝説のドカジャン。
この響きだけで自主制作映画が撮れそうです。学園祭で上映したい。
でも十年以上、誰からも言及されず、真似られません…。
こういう感じですかね。特別な作業着を支給されているように見えるかも。
社員証のストラップも局所的なかっこよさが詰まってそうですね。どのストラップにするか、ボールペンを何本かけるか。
ドクターのかっこよさ
医師の世界にもかっこよさがあるみたいです。
でもある日「救〇病棟24時」という番組が始まって何の断りもなく突然、江〇洋介さんが僕の真似をしてきました。翌日から僕は「ニセえぐっちゃん」と言われる羽目に。
登校してくれたなが。さんがリンクを送ってくれました。https://fod.fujitv.co.jp/title/00jr/
テレビ作る人がこっそり取材で見に来てたんですよ!
かと思えばこんなかっこいい医師の着こなしも。
外科と内科とかの差もありそうですね。医師って知らなかったらコンビニで「白の人」って呼ばれそう。
ギリギリがかっこいい
もしかしたらかっこよさってギリギリってことかも、と思った投稿をどうぞ。
同じ会社にいた?と思うぐらい心当たりがあります。田町から歩いて20分のビルで働いていたときに23時の終バスがこの状態でした。
私も遅刻ギリギリのバンカラなのがかっこいいと思ってました。そうでもないと気づいたのは50過ぎてからです。
ドライバー時代に覚えた作法ですが、キマるとプロっぽくて気持ちいいです。
有人改札時代、乗り越し料金を駅員に直接渡すのがかっこいいと思ってました。
他の部署の先輩と出張先で遭遇した際に荷物少な!と驚かれたので本当に局地的なかっこよさだった様です。紙の資料を貰ったりして荷物が増えるので最終日にはカバンがパンパンでした。
ライター・元編集部の安藤さんがオーストリアの出張にトートバッグひとつで来たことを10年褒められています。
かっこいい所作
身のこなしのかっこよさコーナーです。
ライブのときは事前のマイクテストがあり、通常は歌声の調和を考えた発声練習をするんですが、ボイパ担当のあいだでは「とにかくデカい音でノれるビートを刻む」のがカッコよくて強いとされていました。
ボイパというパートの特殊性から生まれる謎の連帯感(もとい中二病感)がそうさせたんでしょうかね。良い思い出です。
聞いたことないけど分かります! マイクチェックってちょっとした大喜利感ありますよね。PAの「ハッハー」にも憧れました。
ポップコーンをよそう時にウォーマーからスコップでカップに入れるのですが、下手からグワッと掬い上げて放るようにカップへ入れ、その掬い投げ回数が少ないほど格好良いとされる風潮があります。
うちのカップは大きい上に山盛りよそう事が美徳なのでどうしても3回程度が平均値ですが、1回で入れられるバイトの子は大変褒めそやされました。
でも子供さんは何度も派手に掬って見せるほうが喜びます。
ひとすくいで100gぴったりにするデパ地下のサラダ売り場の店員さんも誇らしげです。
いま、Windowsキー+Dでデスクトップが出て「おおっ!」と声出しました。
基本的に料理の提供が済んだ卓だけにまとめて配るのでタイミングが難しいのですが、早番スタッフの間では常連さんに催促される前にできるだけ多く出すのがカッコいい、という暗黙の了解がありました。たまに遅番に入るとタイミングどころかそもそもお茶出しをほとんどしていないことが判明し、文化の違い…!と驚愕した思い出があります。
ルノアールのお茶にそんなかっこよさがあったとは。というかあれ、催促して良かったんだ。
図書館司書のような人が頭文字Dみたいなことをしてたら萌えます。ワゴンで。
車体の後ろに可変式の羽が付いていますが、ほぼ直立するほど立てるのがかっこいいとされています。
当然風の抵抗が増えて、スピードや燃費が犠牲になりますがメーカーのレース車輌のそれに倣っています。
ラリーカーの市販車という時点でかっこよさしかないので燃費なんて気にしちゃいけないです。
かっこいい鉛筆
最後は鉛筆のかっこよさ。2通あるってことは同時多発的な流行だったのかも。
中学校では謎の「シャーペンの芯はFに限る」ブームが起こりました。そしてFについての蘊蓄を垂れる厨房たち…
うっすーい芯を使っている子いましたね!鉄筆かな?ってぐらいの。2B 0.9mmとかとか使っていたので別世界でした。
名前からしてステッドラーはかっこいいですよ。シューマッハーぐらいかっこいい。
局所的なかっこよさはいったん今回で終了です。シーズン2まで狭い範囲のかっこよさを研ぎ澄ましておいてください。
投稿いただいた皆様、ありがとうございました!スペースの都合で載せられなかった皆様にも感謝しております!!
半径10mだけで通じるかっこよさを愛していきましょう。


