特集 2024年6月10日

視力0.1以下だけど裸眼生活にハマってますレポ

裸眼で散歩に出かける

裸眼で知らない道を歩くのもおそろしいので、家の近所を散歩することにした。人間って本来は徒歩でいけるところだけが世界のすべてですからね。

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いきます!

自分としては困らないので些末なことだが、裸眼で暮らすようになって「顔がしんでますよ」との評判を多くいただくようになった。デリカシーがないなみんな。

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たしかに怖いかもしれない
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それじゃあいきますよ
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ぼや~~~~~~

メガネをかけずに歩いてみたら不思議と心が落ち着いていく。

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裸眼生活をはじめる前には就寝前のリラックスタイムだけ裸眼でいることが多く、勤務中など活動的な時間にはコンタクトなどで視力を矯正するようにしていた。

そのような生活が長く続いた結果、視力を矯正しているときには気を張っていなければならないという条件付けがなされたのではないだろうかと思う。裸眼でいるとリラックスできて、メガネを掛けていると緊張状態になってしまう体になっているのだ。

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このくらい顔を近づけると草にピントが合う
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草だな……

いくら視界がぼやけているといっても、田の畦にある緑色の物体は植物であるということは経験で分かる。

まさかこの緑色のものがいきなり飛びかかってきたりはしないだろう。身の回りに危険があるかないかだけ分かれば視力などなんでもいいのだ。

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なにかが落ちている!
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まだなにか分からない
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缶だな
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うへえ、泥水でてきた

 

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興味があるものだけ顔を近づけて見ればいいのだ。情報が必要以上に飛び込んでくる今だからこそ、近眼的な態度を大切にしていきたい。本当に必要なものにフォーカスを合わせよう。

いいことを言ってるようだが手にしたのはゴミである。

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のぼりが見えない

情報に関することで言えば、のぼりや街頭広告が読み取れなくて消費行動を煽られないのは明確なメリットと言えるだろう。人間の視力がよくて得するのは広告を出してる人たちだ。都会での暮らしなら際立って効果を発揮することだろう。

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のぼりには「うな重」とあり、もしハッキリ見えていたら予約をさせられるところだった

ついネガティブなことばかり書くことになってしまったが、裸眼生活をはじめてからおおむねハッピーな気分で日々を過ごしている。メガネを外すだけで楽しみが味わえるという手頃さもいい。

まったくもって医学的根拠に基づかないので是非に!とは言えないが、僕はこれで生いきていくことにする。よろしくお願いします。

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鈴カステラか…??
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グズグズの梅の実でした!
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裸眼生活あるある:目がイきがち

 

ささやかなおまけ
記事に使わなかった写真

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