一乗寺でチキンカツといえば…!「グルメハウス あいかむ」
自分のアパートからは随分遠かったのだが、片道5kmこいで自転車で通っていた定食屋がある。一乗寺の「グルメハウスあいかむ」だ。
このあたりには「天天有」や「夢を語れ」、「天下一品」の本店など有名なラーメン屋が多く、わざわざ遠出して学生が食べにくる場所なのだ。
そんな街でも、自分が一番よく食べたのはやはりチキンカツなのである。
久しぶりに入ってみると、なんとなく以前と雰囲気が違うように思う。本棚にあった大量の漫画がなくなっているのだ。コロナの影響だろうか。
ここは学生だけでなく、カップルや家族連れから年配の1人客まで、幅広い客層でにぎわっている。学生食堂っぽい親しみやすさがありつつも、クオリティの高い洋食屋なのだ。
あらためて食べてみても、すっごく美味しい。
数ある洋食メニューの中からナンバーワンに選ばれただけあるというか、自分の人生の中でもトップのチキンカツのひとつだ。
もも肉はジュワッとジューシーで鶏本来の旨味が強い。
さっぱりとしたむね肉もよい。ももとむね、両方の美味しさを再確認できる。
また、梅おろしソースが絶妙なのだ。酸味と甘みのバランスがよく、たいへん良いものを食べている味がする。
当時よりもさらに美味しく感じるのは、大人になって舌が肥えたからか、漫画を読まず味覚に集中しているからか。
そういえば、ここで『ブラックジャックによろしく』という漫画を読んで、いたく感銘を受けたのだが、特にその後の人生には影響を及ぼさなかった。

