ペアになるものはなんでもオセロにできそう
今回はつぶあん、こしあんだったが2つが似ていて対に見えるものはすべてオセロにできそうだと思った。「ぬ」「め」や「昭和」「平成」、多分Kinki Kidsでもできる。そしてそれらで遊んだ後もきっと「本家オセロは完璧」という結論になるのだろうということもわかった。ただ遊ぶつもりがオセロ考案者への尊敬が高まった日でした。
いにしえからある有名ゲーム、オセロ。「あれ黒と白ひっくり返すだけなのにおもしろすぎないか」という話を友人とした。
黒と白が対になっているから面白いのかもしれない。ならば、対になるものはなんでもオセロにできるのではないか。こしあんとつぶあんでもできたらすごい! という実験です。
今回は「つぶあん」と「こしあん」でオセロをしたい。まずは一番重要なあんこのコマをつくっていく。
あんこコマが完成したので、もう遊べるのだが比較するためにまずはオセロで遊んでみる。
本来なら8×8の64コマがオセロ公式ルールだが、64個もあんこを詰めるメンタルを持っていなかった。ので簡略盤の6×6の36コマにする。
井指さんはあんこコマを見るのがはじめてだ。大事に箱で持って来たので開けてもらう。
まずはコマをとりわけ、つぶあんこしあんを選んで自陣に置く。
思ったより見分けがついてしまっているが大丈夫だろうか。少し不安になってくる。
中盤に入り、かなり見分けられるようになってペースもあがってきた。
ここで試合終了だ。脳の疲労がすごい。そしてほんのり手がベタベタする。結果を見てみよう。
つぶあんこしあんオセロのいいところは、見分ける時間でで思考力が奪われるため、気が散って自ずとハードモードになるところだ。難しいオセロをやりたい人はぜひあんこでやるといい。
しかし、一番の気づきは「相手のコマをひっくり返しても同じ色だと全然うれしくない」ということだった。
「オセロは黒と白であるべき」「そりゃ流行るわ」と改めてオセロの凄さに気づく。しかも、あんこはマグネット機能もない。ハードもハードすぎる。でも脳が混乱して笑ってしまうなぞの愉快さはあった。
今回はつぶあん、こしあんだったが2つが似ていて対に見えるものはすべてオセロにできそうだと思った。「ぬ」「め」や「昭和」「平成」、多分Kinki Kidsでもできる。そしてそれらで遊んだ後もきっと「本家オセロは完璧」という結論になるのだろうということもわかった。ただ遊ぶつもりがオセロ考案者への尊敬が高まった日でした。
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