短い記事 2021年11月2日

もしかして、コロッケラーメンの方が美味しいんじゃないか

コロッケそばがありならば、コロッケラーメンもありなんじゃないか。

むしろ、もともとこってりしたラーメンにこそ相性がよいかもしれない……というのは、素人の思いつきだが。

醤油ラーメンと味噌ラーメンで試してみた。

平成元年生まれ。令和から原始まで、古いものと新しいものが好き。

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昭和40年代にコロッケそばを考案したという噂がある、箱根そば下北沢店にて

コロッケそば。

さっぱりした和食の代表である蕎麦にコロッケをのせるという、ほどよい暴力性が魅力の東京名物だ。

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箱根そばのコロッケはカレー風味

実際に食べてみると、これが意外なほどさっぱりしていて、相性がよいのである。

ふつうの出汁→油の旨味が溶け出す→くずすとカレー味が溶け出す、という3段階の味変も楽しめ、よく出来てるなと思う。

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かき揚げに比べて油がきめ細やかでしつこくない

むしろ、かき揚げってジャンキーなんだなあと思わせられる。

 

では、コロッケラーメンはどうか。

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比較的こってりしたスープが魅力のマルちゃん正麺を使う

まずは醤油ラーメンだ。

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スーパーの一般的な牛肉コロッケを使う
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見た目は美味しそう

さて、味の方だが…コロッケは美味しい。

ラーメンの動物性の脂の旨味をコロッケが吸って、一口目はたしかに美味しい。

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すぐにスープを吸ってグズグズになる

ただ、ラーメンの側にメリットがあるかというと…蕎麦と違い油の旨味はもう間に合っているのだ。

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溶かしてみるとどうだろう

ジャンキーな肉じゃが味がスープに溶け込み、なんとも言えない旨味の混ざり合いがおきる。

食べ進めるたびに、それぞれ単体での美味しさが懐かしくなる。

子供の頃、ふざけて泥だらけになった後、だんだん冷静になり後悔し出すあの心持ちにすこし似ている。

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今度は味噌ラーメンだ

元からこちらが本命である。

味噌ラーメンといえば北海道、北海道といえばじゃがいもだ。

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洋食屋監修のコロッケをつかう
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小さめだがすこし上品な味がする

 味噌の包容力はすごいので、コロッケの旨味が悪目立ちすることなくプラスされている。

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サクサクしたところはやっぱり美味しい

こちらはお店にあってもおかしくはないかも、というレベルの料理になってる気はする。ただ、ダルダルになった衣の油っぽさは相当空腹じゃないと美味しく感じないかもしれない。

 

あらためてコロッケそばを思う。

あのコロッケは衣が薄く中身も淡白な味付けなのだ。だから蕎麦にも合うのだろう。

1+1を2にするのって難しい。

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ちなみに、銀座のそば処よし田には1885年創業当時からあるというコロッケそばがある。現代コロッケそばと違い、ふわふわの鳥つくね風で濃い出汁にぴったりだ。

 

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