節電、節水貼り紙
貼り紙生活を始めてから、ずっと不穏な空気が漂っている。節電、節水の張り紙だったら、自分の光熱費節約になるからメリットしかないのではないか。
電気代が高いので普段から節電を心がけているし、ジムのお風呂しか入っていないので家で使う水量は一般家庭よりも少ないはずだ。 この貼り紙に関しては特に自分の生活を変える必要はない。家に来た友人が「すいませんね。水使っちゃって」と手を洗うときに気を使っていたので、他の人の節水には効果はあるようだ。
私は誰に協力しているのか
生活は変わらないものの、やはり貼り紙の存在は気になってくる。
「いつもご協力ありがとうございます」と書いてあるのだ。私はいつも誰の何に協力しているのだろうか。
無意識のうちに、何かに協力してしまっている。光熱費が節約できるので表面的には私にメリットがあることだ。でもそれが実体のない誰かの利益になっている感じがする。
自分で選んでいるように見えて、誰かに選ばされているような違和感が拭えない。
でも、誰に……?
私が節電、節水して誰が喜ぶのだろうか。
……もしかして、地球!?
実体が想像できると少し安心すると共に、管理されている気持ちにもなった。
「お天道様が見ているから悪さはできない」をリアルに体験した瞬間であった。
常に第三者の気配がする
「いつもありがとうございます」という丁寧な感謝の言葉を自分の家で見ると、急に第三者の気配が立ちのぼる。私しかいないはずの家に誰かがいて、こっそり私を監視しているような気がしてくるのだ。
感謝を述べているポジティブな言葉なのに、「見てるぞ」と書かれた目だけのポスターのような怖さがある。誰が何の目的のために言っているのか分からない感謝は怖いということが分かった。
はげます会限定連載「とりもちうずらの月イチぬいぐるみ通信」
人生初めての引っ越しの内見で起きた事件について誰かに話したいとずっと思っていたので、ここに書かせてください!
イラストじゃないと伝わらない部分が多いので今回はぬいぐるみは最後だけ載せますね。
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